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視覚障がい者の活動を広げる「点字名刺プロジェクト」

視覚障がい者の活動を広げる「点字名刺プロジェクト」
J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「TOKYO SOCIAL MAP」。3月26日(日)のオンエアでは、「点字名刺プロジェクト」に注目しました。

レコメンダーは、埼玉県越谷市にお住まいの及川淳子さん。今回教えていただいたのは、視覚に障がいを持つ方々が、一枚一枚、名刺に点字を打ち込んでいく「ココロスキップ 点字名刺プロジェクト」。ご自身も行っているというソーシャルな仕事です。

及川さんは、二十歳のときに「網膜色素変性症」という病気で光を失いました。中学生のときに「目が見えなくなる」と診断されたそうですが、その頃は実感がなかったものの、少しずつ視野が狭くなり「どうして見えなくなっちゃんだろう」という葛藤もあったそうです。目が見えなくなった二十歳のときに結婚し出産。ミルクをあげるのにも目盛りも見えないなど子育ては大変だったそうですが、その後、3人のお子さんを育てました。子育てが終わったときに「家に閉じこまらないように」と考え、点字名刺を作っている「ココロスキップ 点字名刺プロジェクト」に足を運ぶようになったそうです。

この点字を作るという仕事ですが、及川さんによると、点字が読めなくても触っていると少しずつ覚えることができる点から「資格もいらない誰にでもできる仕事」という意味でもオススメしていました。

さらにスタジオには、「ココロスキップ 点字名刺プロジェクト」の施設長の大政マミさんにお越し頂き、お話を伺いました。同施設では、依頼者から預かった名刺を視覚障がい者の人たちが一つ一つ点字を入れる作業を行い、発送業務やメール対応などは、精神障がいの人が仕事として取り組んでいるのだとか。

視覚障がいを持つということは、同時に、「移動障がい」や「情報障がい」も伴います。家から出て職場に通うことが簡単ではなくなり、目から入ってくる情報も得られにくく、仕事も限られます。しかし、点字名刺を作る仕事が存在することで、たとえばそれまでは「できる仕事はない」と辛い思いをしていた全盲の人が、専用の機械を使って仕事に取り組む姿などを見かけることができます。この仕事に携わることによって、視覚障がい者たちの仕事の幅が広がることを大政さんも願っていると語っていました。

また、点字名刺を通して視覚障がい者への理解が広がるとともに、使用している人からも「渡したときに印象に残りやすい」「言葉を交わさなくても思いやりや優しさを表現できるので信頼につながる」という声も寄せられているそう。普段忙しくしてボランティア活動ができない人も、ボランティアの意味合いを込めて依頼するケースもあるのだとか。

点字名刺の注文ですが、自分の名刺を持ち込むことももちろん可能で、値段は100枚で1080円から。大政さんは「2020年のオリンピック、パラリンピックを前に点字名刺がもっと普及して、日本という国が障がいのある人と共存共栄している社会ということを、世界にアピールできればうれしい」と今後について語ってくれました!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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