エキゾチックで可愛いトルコの雑貨ートルコのお土産BEST5/現地特派員レポート
【TABIZINE 現地特派員による寄稿】
トルコはイスラム教徒が9割を占める国。日常生活のいたるところで、イスラム文化の影響を見ることができます。そんなイスラムの影響を受けた、エキゾチックでユニークなトルコならではの雑貨をご紹介します。
BEST5
「スザンニ」
スザンニとは、刺繍アイテムのこと。トルコの近隣の国で作られたものが、トルコ国内で販売されていることが多いのですが、それでも可愛いのでBEST5に入れてみました。
シンプルなステッチながら、色使いと図柄がエキゾチックで素敵なアイテムです。大きなベッドカバーからクッションカバーまでサイズはいろいろ。おすすめは、シルク地にスザンニ刺繍を施したもの。コットン素材のものよりはお値段が上がりますが、シルクの光沢が上品で、プレゼントとしても喜ばれそう。
BEST4
「キリムバック」
トルコのキリムやじゅうたんは、有名ですね。それこそ一生物として記念に購入するのも素敵ですが、大きさ的にもお値段的にも、ちょっと手がでませんという方には、こちら・・・キリムを使ったバックです。
使われているキリムやジジムは、それ自体も価値あるものですが、大胆にカットし、バッグやポーチに作り変えられています。キリムやジジムの色鮮やかさがとにかく可愛いアイテム。お手頃なキーホルダーやポーチから、大きなサイズのボストンバックなど種類も豊富で迷ってしまいます。
BEST3
「アバノスの焼き物」
トルコを流れる大河「赤い川・クズルウルマック」。カッパドキアのアバノス村は、この川のほとりに広がります。カッパドキア独自のお土産としてあげたいのは、この赤い川から採れる赤土を使った焼き物です。
ヒッタイト時代の絵柄の焼き物は、歴史好きには特に喜ばれるアイテムです。小さなカップから、大きなワインデキャンタまで。デリケートな焼き物ですから、しっかり梱包して持ち帰りましょう。
BEST2
「オヤ」
トルコでも最近では、スカーフをかぶらずにヘアスタイルを楽しむ女性も増えていますが、田舎のカッパドキアでは、まだまだスカーフをかぶっている女性のほうが多いです。普段使いのスカーフの縁をレースで飾り、おしゃれを楽しんだのが「オヤ」の始まり。
オヤといっても種類は様々。針で編む「イーネオヤ」、タティングレースとも呼ばれる専用のシャトルを使って編む「メキッキオヤ」、そしてカッパドキアでよく作られるのが、細い鍵棒で編む「トゥーオヤ」やビーズをふんだんに使った「ボンジュックオヤ」など。
カッパドキアの女性は、たいていの方がオヤの編み方を知っています。子供のころに母親から作り方をおそわり、自分の人生の幸せを願いながらオヤのスカーフやら、テーブルクロスやら、嫁入り道具を準備してゆきます。
小さなピアスやブレスレットから、数か月をかけて作る大作まで様々。軽くて小さいアイテムは、お土産として最適です。
BEST1
「モザイクランプ」
初めてモザイクランプを見つけたのは、有名観光地のお土産屋さん。たくさんのランプが天井から吊り下げられており、その光景の思わずうっとりとしてしまいました。
カラーも、デザインも様々作られたモザイクランプは、お土産としてはちょっと大きいながら、この輝きには、やっぱり憧れます。日本とトルコでは電圧がことなるため、E14のサイズの電球と、コンセントを付け替える必要がありますが、ランプシェードのみの吊り下げタイプもあります。
イスラムのモスクを飾る灯りとして始まったものが、現在のようなモザイクガラスを使うようになり、一般に広まったそうです。とはいえ、一般家庭でモザイクランプを飾っているところは少ないかも。お土産用ですね。
番外編
「トルコのコスメーローゼンセ」
知る人ぞしるトルコ・コスメ。トルコのコスメではローズウォーター(薔薇水)が有名ですね。ローズウォーターを作っているメーカーのリップです。ほのかにバラが香るリップは、リピーターも多いアイテム。
トルコのお土産BEST5をご紹介しましたが、この他にもたくさんのおススメアイテムがあります。カッパドキアのワインやら、保湿効果の高いトルコ・コスメなどなど。また別の機会にご紹介します。
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