【妄想旅行】もしも貨物列車に乗れたなら。「新シルクロード」に思いを馳せる
中国からイギリスまで走る貨物列車
今年の1月18日、中国東部の義烏(Yiwu)を出発した一台の貨物列車が東ロンドンに到着しました。義烏は日用雑貨の卸売市場の町。34ものコンテナには衣類、バッグ、大量のソックスが積まれていました。
18日間、約12,000キロの旅。
この貨物輸送では、航空便の2割程度のコスト、船便の半分の時間での輸送を実現しました。国によって線路の幅が違うため、機関車を替える必要があるものの、極短時間のトランジットで対応しています。
現在は週に一便ですが、今後需要にあわせて本数を調整していくとのこと。中国の経済構想「一帯一路」一環でロンドンは15か所目の目的地になります。
2000年の時を経て復活したシルクロード
アジア・ヨーロッパ間の移動は空路が当たり前になっている私たちにとって、陸路での移動は、懐かしくも新しいもの。
シルクロードという異国情緒溢れる言葉に導かれ、貨物列車が通る9か国の特徴的な景色を追いながら、約12,000キロの道のりを心で感じてみましょう。
中国・義烏を出発し、新疆ウイグル自治区で通関します。
2か国目のカザフスタンには、大陸を感じさせるダイナミックな景色が。こちらはボールの谷。
カラフルな地層のチャリンキャニオンも見逃せません。
貨物はロシア・モスクワを通ります。聖ワシリイ大聖堂を目にし、既に大分遠くまで来たという気持ちになることでしょう。
水面に映るMedieval castleはベラルーシより。
ポーランド・ヴロツワフの景色もおとぎ話のよう。
貨物はドイツの工業都市デュースブルクを通ります。
ベルギーまで来ました。ちょっと美しい街並みをみてみましょう。こちらはブリュッセルです。
フランスではせっかくなので華やかな凱旋門を。
イギリス・ロンドン。ついにゴールです。

近い将来、貨物だけでなく旅客列車が誕生することを夢見て・・・。
[SankeiBiz]
[CNN]
[All Photos by shutterstock.com]
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