「胸毛が不快・・・」男気あふれるポスターで話題になった蘇民祭にニコ生が潜入

2012年度「蘇民祭」ポスター

 岩手県で1000年以上の歴史をもつ男たちの裸祭り「蘇民祭」が2012年1月29日に奥州市の黒石寺で開催される。

 「蘇民祭」では「ジャッソー、ジョヤサ」の掛け声にあわせて川で身を清める「裸参り」や、「井」型に組まれた木の上で、火の粉を浴びながら身を清める「柴燈木登り(ひたきのぼり)」などが行われる。特に有名なのは、災厄を免れるという小さな護符が入った麻袋を裸の男衆が奪い合いをする「蘇民袋争奪戦」だ。

 「蘇民祭」は、その男気あふれるポスターでも毎年注目されている。2008年には「男性の胸毛が不快感を与えるおそれがある」としてJR東日本が駅での掲示を拒否。奥州市がCG処理で下帯を加えても、「全体の雰囲気は変わらない」(JR側)とされ、掲示を断念したこともあった。2012年のポスターでは「動」をテーマに、白帯姿の子供と大人が、冷水を浴びるシーンの写真が採用され、ネット上では、「毎年(男気が溢れていて)ぶれないポスターだ」「今年もこの季節がやってきたか」と、ポスターをみて今年の蘇民祭を期待する声が上がっている。

男同士、裸でぶつかり合う

 ニコニコ生放送では、この祭を密着取材した模様を翌日1月30日に放送する。当日はニコニコニュース記者も参加し、彼の体を張った体験ルポがニコニコニュースに掲載される予定だ。

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送] 【録画放送】 ニコ生・奇祭取材隊 『蘇民祭 in 岩手・黒石寺』 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv79301632?po=news&ref=news

(松本圭司)

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