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橋下徹市長が内田樹氏にツイッターで気合をかけています

以下、橋本徹市長の1/13付ツイッター(@t_ishin)からの引用となります。公開討論も有意義ですが、内田氏の道場に乗り込んで、合気道で対決。それをネット中継してもいいかも知れません。大阪プレスクラブが中継協力いたします。
本日も松井知事とおでんを食べて色々話しました。まあこういう知事と市長の関係はもう二度とないでしょう。だから今の大阪府と大阪市の関係を制度化する必要があるのです。それはさておき、大学教授がいかに夢見る子羊、空想をめぐらすだけで、物事を実行する人ではないことの象徴記事が出ていました。


内田樹とか言う大学教授です。まず9日読売新聞では、身の丈サイズの共同体を目指せと言っています。僕がやる大阪都構想は時代遅れの成長路線だと。そしてご自身がやっている150人規模の合気道道場こそが21世紀の都市モデルだと。


この御仁、住民が飯を食っていく糧を生み出す共同体と、コミュニティーの共同体の区別もありません。合気道道場だけで1億2000万人が飯を食っていけるわけがない。成熟した国を持続させるだけの経済を支える共同体は広域行政体。住民の支え合いを軸とする共同体は基礎自治体。


共同体には大きく分けて2つある。それらを包含するものが国家。内田氏は広域行政体と基礎自治体を完全に混同している。なぜ学者はこんな稚拙な論を張るのか。それは、考えるだけで何も実行したことがないからである。内田氏は理想論を語り、どんなメンバーでも食わせて行くことが基本原理だという。


そして僕は弱者切り捨て、敗者切り捨てだと。何言ってんだか。内田氏が平松前市長の特別顧問だった間、シンポジウムみたいなことはやったみたいだが何が具体の政策を実行したかというと何もない。あまり自慢するのは嫌だが、僕は私立高校も無料で行ける制度を創設した。


これによってこれまではお金がなくて公立高校を泣く泣く選んでいた子供たちが、昨年4000人も私立に流れた。今年はさらに私立に流れる見込み。市長になってから、今、中学3年生までの医療費助成拡大や妊婦検診の無料化の政策を実行しようとしています。財源確保は大変ですが。


内田氏は、どんなメンバーでも食わしていくために、ではどのような政策をやり実行すると言うのか、そこが完全に抜けているのが学者なんだ。もしこの大阪で、府民に飯を食わしていこうと思って政策を実現しようと思えば、大阪府と大阪市の広域行政の一元化の必要性にぶつかる。


大阪と言う都市において経済政策を実行しようと思えば、府庁、市役所の壁にぶつかるんです。ところが前平松市長は区長の仕事しかほぼしていなかった。その特別顧問が内田氏。広域行政と言うものの理解が全くないまま、身の丈サイズの共同体などと主張する。どうやって府民は飯を食っていくの?


飯の種を生み出す共同体、すなわち広域行政体とは別に、日々の住民の生活をサポートする共同体、すなわち基礎自治体においては住民の支え合いが軸となる。これはまあ氏の言うところの150人規模の合気道道場に通じるところはある。そしてこの基礎自治体には適正な規模というものがある。


長や役所が住民と密なコミュニケーションを図れる規模。これが基礎自治体の命。今、260万人の大阪市の市長をやっていますが、住民と密なコミュニケーションなどとれるわけがない。だから適正な規模に分ける必要がある。内田氏は特別顧問時代、何も実行していなかったんだろう。


内田氏は、共同体をつなぐ「物語」が必要不可欠だとのたまう。じゃあ、それを特別顧問時代にやればいいじゃないか!飯を食うためには稼がなきゃならない。稼ぐ単位の共同体と、支え合う単位の共同体。今の日本は、共同体の整理が全くできていない。中央集権、国全体がどんぶり勘定の共同体のまま。


そして12日の毎日新聞では求められるリーダー像として「父」的なリーダーらしい。またもや夢見る子羊。そのリーダーとやらはどうやって選ぶの?選挙しかないでしょ。じゃあ、有権者が繋がりを持てるリーダーとの距離は?人口260万人の大阪市長と市民が密なつながりを持てるかと言えばNO。


とてもじゃありませんが、支え合いを軸とする共同体における住民とリーダーの関係にはなり得ません。だから共同体の規模が重要なんです。リーダーと住民が、内田氏の言うところの「父子」的な関係になれるか。これは基礎自治体での話し。その規模は30万人から40万人が限界でしょう。


内田氏は読売新聞では規模で行政単位を考えるなと言い、毎日新聞では住民とリーダーの関係を父子的なものと論じる。空想だけを巡らせる人の象徴。住民とリーダーが父子的な関係になれるような行政単位を作らなければならない。どの自治体も放っておいてそのようなリーダーが生まれるわけではない。


内田氏は今の行政単位がそもそも人工的に作られたものであることの認識がない。人工的に作られたものを人工的に作り直すのは当り前。内田氏はよほど現状を維持したいのだろう。共同体のリーダーにも大きく分けて2種類ある。


人間的コミュニケーションを軸とする内田氏の言うところの父的な存在である基礎自治体のリーダー。そして住民との人間的な関係は希薄だが、住民に飯を食わせる経営者的リーダー。これは広域行政体のリーダー。この住民とリーダーの適切な関係は行政単位、規模で決まってくる。


今の日本は共同体の整理ができていない。だから住民・有権者とリーダーの関係が適切でない。ゆえにリーダーがリーダーシップを発揮できない。まずは仕組みを変えること。共同体を整理し直すこと。人工的に作られた共同体は人工的に作り変えるべし。これが大阪都構想。


これは実際の行政をやってみて感じたこと。しかも広域行政体の長である知事と、広域行政体と基礎自治体が合わさった政令市の市長をやってみて分かったこと。何もやらない学者には分かるはずがない。そもそも内田氏は前平松市長の特別顧問だった。ぐちゃぐちゃ言う前に何か一つでもやりなさい!


内田氏は共同体のリーダーとしてビジネスマン的なリーダーを否定する。それは共同体の性質の認識がない。実務をやったことがないから。広域行政体のリーダーはビジネスマン的でないと務まるわけがない。大阪市長の仕事や知事の仕事を1日でも見学してみたら?基礎自治体のリーダーは父的。


このあたりが今の日本はぐちゃぐちゃになっている。しかも内田氏は日本の組織が機能不全に陥っていると嘆く。現場のリーダーに権限と責任を与えろと。それがまさに人口的な組織再編そのもの。大阪市内には父的なリーダーが生まれない統治機構になっている。だから大阪市を適切な基礎自治体にする。


大阪市に父的なリーダーが生まれるように共同体を作り直す。権限移譲など人工的にやらなければならない。その第一弾が公募区長。区長改革。市長から区長に権限移譲。大阪市内に24人の父的リーダーを誕生させる。大阪市長の役割をなくしていく。その第一歩の区長会議が今日から始まる。


内田さん、特別顧問の時に、大阪市内に父的リーダーを誕生させる何か一つのアイデアでも実行したら良かったんだ。しかし学者は何もしない。人に文句を言うだけ。ほんと気軽、無責任な商売だ。

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