感激の進化！ 市販ピザのビフォーアフター

かつてスーパーで売られているピザは冷凍食品のみだったのに、冷蔵＆サイズ大きめピザが登場するようになって、しかも、ペパロニから４種のチーズまで各社種類も豊富で、ピザライフが一気に充実した気がします。

ただ、ちょっとさびしいのですよ仕上がりが。マルゲリータをトースターで焼き、でき上がったのがこちら。

さびしいですよね。ピザを食べたいという願いは果たせても、心は満たされない。胃袋も満たされないかもしれない。

そこで、ちょっと自分で具を足して、素敵ピザに変身させてやろうじゃありませんか。

まず、近所のスーパーでシンプルなピザを買ってきました。

これが焼く前の状態。いろいろ少し……少ないかな……増やしがいがあるというものです。

今回はこんなもの用意してみました。シーフードでもハムでもきのこでも、なんでもありです。今回はよくある感じのピザにしてみたかったので、サラミで。

ピザに乗せるためにカットしました。

まず、ベースのピザに、ピザソースを増量。生地全体、むらなくまんべんなく塗ります。

続いてチーズを増量。これもまんべんなく、むらなく散らします。

次に、マッシュルームと玉ねぎをオン。具の乗せる順番に深い意味はありません。具を散らすというよりあくまでも「まんべんなく」を追求したいので、次第に高さが出てきました。

そして、トマト。ここでピザがマウンテン仕様に。横から見ると完全に山のような形になっています。トマトがずり落ちてしまうので、隅っこまで置けません。どれだけ積むんだ！

さらにピーマン！

最後にサラミ！！ もう盛り盛り！！

もう一度チーズを乗せて焼きたいところですが具が見えなくなってしまうので、今回はこのまま焼いてみました。

これがビフォー。

そしてアフター。

写真が地味なんで臨場感が伝わりにくいのが無念ですが、めっちゃ重いんです。ビフォーがCDならアフターは円盤投げの円盤（持ったことないけど）。散々具を乗せて山の形をしていたんだから当然ですよね。水分が飛んで高さは落ち着いたものの、ずっしり重いです。トースターから皿への移動、緊張しました。

その後、チーズを追加して焼いて、いざ試食。

おおおっ！ ちょっと焦げちゃったけどめちゃくちゃおいしい！

６等分したピザ１ピースがめちゃくちゃ重い！

想像以上の満腹＆満足です。これはいい。これはいいですよ！

購入した食材でピザ何枚か盛り盛りできるので、それを考えるとかなりお得で手軽でおいしいです。冷凍のピザ生地買うより、宅配ピザ買うより、いちばんコスパもいいと思います。

これは素敵発見、自分の中でかなりのヒットです。だからしつこくすすめます。簡単で美味でお得な市販ピザのバージョンアップ、ぜひぜひ試してみてください。ついでに言うと、この手のピザは結構ひんぱんに特売しています。ますます素敵！

書いた人：椿あきら

猫の下僕をしているライターです。猫と暮らすようになってから、断然家飲み派になりました。著書に『オリンピックと自衛隊 1964-2020』（並木書房）。 Twitter：@nananatsubaki

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