韓国のネット上で「日本式名前」が大流行! 李明博大統領は「雪のみちしるべ」氏に
韓国のインターネット上で、自分の名前を日本式の名前に変換する遊びが流行っている。韓国人の名前といえば、「キム」「パク」「イ」「チョ」といった姓に、男なら「ジュウォン」「ジュンソ」「ジョンイル」、女なら「ソヒョン」「ヨナ」「ジユン」などといった名前が組み合わされて出来るのだが、音からして日本人の名前とは全く似つかないものだ。では、どうやって日本式に変換するのだろうか。
実は、月(1月〜12月)と日(1日〜31日)にそれぞれ日本語の名前が付けられた表があり、そこに自分の誕生日を当てはめていくのだ。1月2日生まれなら、1月は「月の」、2日は「天使」なので合わせて「月の天使」さんとなる。なんとも簡単。
「月の天使」や「天の宝」なんてまるで漫画に出てきそうな名前で、現実世界にそういった名前の日本人は存在しないのではないだろうか。だが、韓国のネット上では現実にありそうかどうかは問題ではなく、「なんとなく日本っぽい感じ」がウケているようだ。
下に「日本式名付け表」を紹介するので、自分の誕生日を当てはめてみよう。
<月>
1月:月の
2月:愛の
3月:空の
4月:水の
5月:花の
6月:宇宙の
7月:太陽の
8月:星の
9月:森の
10月:影の
11月:天の
12月:雪の
<日>
1日:かけら
2日:てんし
3日:なみだ
4日:あかし(証)
5日:ゆめ
6日:こころ
7日:しずく
8日:ようせい(妖精)
9日:おんがく
10日:ひかり
11日:さめ(鮫)
12日:けっしょう
13日:ささやき
14日:おつげ
15日:おまじない
16日:いつわり
17日:いのり
18日:ねこ
19日:みちしるべ
20日:くま(熊)
21日:ほごしゃ(保護者)
22日:まほう
23日:たから
24日:たましい
25日:ようかい(妖怪)
26日:バナナ
27日:おおかみ
28日:つばさ
29日:おみやげ(プレゼント)
30日:かいとう(怪盗)
31日:もうそう(妄想)
スピリチュアルな雰囲気を持つ名前が多いかと思いきや、中には「バナナ」や「鮫」といったものまであり、組み合わせによっては不思議な名前が出来上がりそうだ。もちろん韓国のネット上にはこの流行に不快感を示す人もいて、「歴史をちょっと考えろよ!」「創氏改名で苦痛を受けた祖先に申し訳ないと思わないのか?」といったコメントもある。
ちなみに、韓国の李明博大統領は12月19日生まれなので「雪のみちしるべ」氏に、北朝鮮の新指導者となった金正恩(キム・ジョンウン)氏は1月8日生まれなので「月の妖精」氏となったぞ。ペンネームとして使っても面白いかもしれない。
※画像:アジア経済
※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]
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