一粒の“雨”で人間が豹変する―― 満足度90%超の感染パニックホラー『ダーク・レイン』

access_time create folderエンタメ 映画

ダークレイン

辛口批評サイトRotten Tomatoesで批評家満足度95%、観客満足度88%(1/18現在)という驚異の数字を叩き出したメキシコ産ホラー『ダーク・レイン』が日本公開。

世界中が未曾有の激しい豪雨に見舞われた日、雨に紛れて“何か”がやってきていた……。人里離れたバス・ステーションに居合わせた8人の男女が、奇妙な現象に巻き込まれる。1人の女性ローザがウィルスに感染したような症状を見せ、外見が変貌していく。ラジオによると、雨による原因不明の伝染病で外でも混乱が起きているらしい。はたしてこれは単なる伝染病なのか? 物語のラストに待ち受ける、驚愕の真実とは――。

一粒の雨が人間の外見も内面も変貌させてしまう、この恐ろしい進化系ウイルスパニックを手掛けたのは、『パラドクス』のアイザック・エスバン監督。前作でもカンヌ国際映画祭などの国際映画賞に40部門ノミネート15部門受賞、今作でもシッチェス映画祭などに30部門ノミネート7部門受賞という快挙。

予告編を観ると、モノクロに近いダークなトーンや、演劇的な世界観がかなり独特の雰囲気。好みが分かれそうな作風にして、批評家・観客ともに高い評価を受けているのがまた気になるところ。『ダーク・レイン』は『未体験ゾーンの映画たち2017』にて、1月21日(土)より公開。どうぞお楽しみに。

作品概要

上映スケジュールは『未体験ゾーンの映画たち2017』公式サイトをご確認ください。
公式サイト:http://aoyama-theater.jp/feature/mitaiken2017

『ダーク・レイン』
監督・脚本:アイザック・エスバン
製作:パブロ・グイサ・キャスティンガー「ABC・オブ・デス」
音楽:エディ・ラン「パラドクス」
出演:ルイス・アルベルティ/フェルナンド・ベセミル「マスク・オブ・ゾロ」/
   ハンバート・ブストー「アモーレス・ペロス」/アルベルト・エストレヤ「マイ・ボディガード」
原題:THE SIMILARS/メキシコ/英語/カラー/90分/字幕翻訳:額賀深雪
配給:AMGエンタテインメント

(C)2015 FIDECINE, Red Elephant Films, Yellow Films, Zenski Cine. All Right Reserved.

「ダークレイン」メイン 「ダークレイン」サブ2 「ダークレイン」サブ5 「ダークレイン」サブ1
  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 一粒の“雨”で人間が豹変する―― 満足度90%超の感染パニックホラー『ダーク・レイン』
access_time create folderエンタメ 映画

レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

TwitterID: _reinus

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。