【お好み焼き】オコノミヤキって響きだけでご飯3杯くらいいけちゃう貴方に教えたい記事まとめ

粉モノにはソースの他にもマヨネーズが必須のメシ通編集部・Jです。
とにかくおいしい広島焼きを作ってみたい!
あれ? そういえば広島焼きって正式にはどう作ればいいんだっけ?
肉の上にネギを乗っけるのが正しい作り方? ……ってなワケで、知っているようで意外と知らない「粉モノ」の正しい作り方&食べ方をあらためてまとめてみました。
あのオタフクソースさんに、本場・広島お好み焼きの作り方を習ってきた
ところで、広島のお好み焼き、あれ焼いてる職人さんってカッコいいですよね! 生地を薄~く伸ばして、そこにキャベツを山盛りにして、何回もひっくり返したり重ねたり複雑な技を見せながら、美しい円盤状に仕上げる……。あれは家庭ではできないプロの味!
ということで……

さっそくやってきました江東区木場のオタフク東京本部ビル。2階のおこのみスタジオへ。
あのオタフクソース株式会社さんが、目の前で直接、「広島焼の作り方」を伝授してくれるのです!

どうですか、このキャベツの切り方は。なんとも美しく繊細な仕上がり……。

豚バラ肉を縦に3枚並べて乗せたら、上からお玉半分の生地をたら~りと垂らします。肉を焦がさないようにするためです。
手順はもちろんのこと、キャベツを乗せるボリューム感まで目の前で確認できるのがうれしいッスね。

みて!このきれいな出来上がり!
ところで、広島では、広島焼のことを広島焼とは呼ぶのはタブーなんだとか。
広島の某ライブハウスには「MCで広島のお好み焼きのことを『広島焼き』というと微妙な雰囲気になり、最悪の場合炎上しますので、絶対におやめください」という張り紙があるのだそう。
さてさて、その理由は記事本編を読んでいただくとして。

オタフクソース、いろんな味のソースも発売されているんですね。これはいろいろ試してみたくなってしまう。写真付きの詳しいレシピはこちらで確認してください!
お次は「のんべえ×お好み焼き」と言えばここ! 日本酒を愛するあなたには、ぜひ知ってほしいお店です。
五反田「ほじゃひ」で味わう広島地酒&鉄板焼つまみ、そしてお好み焼きが間違いないッ!

「日本酒をやり、つまみを楽しみ、シメにお好み焼きを楽しむ」
そんなお店が、東京・五反田にあるのです。

8階は「ほじゃひ」のみ、ドアを開けると大きな鉄板が目に飛び込んできます。そしてそれを囲むイスにもご注目!

なんと、広島市民球場で使われていたもの!
「いつかお店を開くときのために」購入されていたのだとか。

さっそく自慢のお好み焼きをつくってもらいます。「薄ければ薄いほどよい」と店主の疋田さんも仰る生地(薄力粉と水、少量の塩と油のみ)をきれいな円形にのばしていきます。焼き上がったところで、おかかをパラリ。

キャベツの上には昆布粉(無添加のもの)、天かす、細めのもやし、豚バラスライス、そしてラードがのせられます。そしてこれをっ!

ひっくりかえして、ジュワワワーッ!
なんだか写真を通して焼いている音まで聞こえてきそうです。ひいいっ、うまそー!

これは店主の疋田さんおすすめ、肉玉そば(780円)+観音ネギトッピング(200円)。さあ、あとは食べるだけ。アツアツのうちにいただきましょう。なな、なんと!
もはや芸術の域に達したかのような美しい仕上がりのお好み焼き。
鮮やかな観音ネギのグリーンが目にまぶしすぎます!
いや〜本場のお好み焼きはさすがに違いますね……と思っていたら、まだまだ美味しそうな逸品がありましたよ。つづいてはこちらのお店が提供する、博多のお好み焼き。もちろん味も香りも負けてませんよ!
これが博多風お好み焼き!? ほらほら麺をよ~く見てくださいな!
店主の伊澤さんは、もともとは和食の料理人なだけあって、実に仕事が丁寧。仕入れたキャベツの個性に合わせて焼き時間や蒸らし時間に変化をつけたり、そもそも赤字覚悟で上質な食材を使ったり。「博多の人はお好み焼きに濃い味を求めるから」と、野菜は和風のダシで、麺はソースとXO上湯とニンニク&ショウガのペーストで下味をつけるといったこだわりよう。

さらに「焼き加減で食材の味を引き出すんです」と、満席時には十数枚を一気に焼くというのに、しっかり計算をしながら絶妙な加減で火を入れていくんです。この“料理人としての志”こそが、おいしさの理由。「たかがお好み焼き、されどお好み焼き」な精神で、いまだに味を探求し続けているそうです。

な、なんと、鉄板に舞い降りたのは、ほ、ほ、ほ、細麺です〜。あまたのお好み焼きツウをノックアウトしてきた伝家の宝刀は、まさに“博多の味”。そうなんです! いわゆる“博多風お好み焼き”の正体は、博多ラーメンよろしく、バリバリの細麺なんです!
いわゆる「博多風お好み焼き」の正体とは、博多ラーメンよろしく、バリバリの細麺なのでした!

なんとフォトジェニックなお好み焼き!
まさに美味しさのチョモランマや! いますぐ登頂してみたい!
あー、猛烈にお好み焼きが食べたくなってきてしまいました。明日は三食ともお好み焼きにしようっと。
※金額はすべて消費税込です。
※本記事の情報は取材時点のものであり、情報の正確性を保証するものではございません。最新情報はお電話等で直接取材先へご確認ください。
書いた人:「メシ通」編集部

食を楽しみたい人のためのWebマガジン「メシ通」編集部です。 Twitter:@mesitsu
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