この世のものとは思えない美しさ。ミステリアスなノイシュヴァンシュタイン城

access_time create folder生活・趣味

ドイツの中で有名なお城といえば、ドイツ南部、ロマンチック街道の終点にあるノイシュヴァンシュタイン城。名前は聞き慣れなくても、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルとなったともいうお城といえば、ピンと来る方も多いのではないでしょうか。ノイシュヴァンシュタイン城は交通の不便な山の中にあるにも関わらず、毎年多くの観光客が訪れています。何故人々はこのお城に惹きつけれられるのでしょうか。

世界で一番美しい場所の建設

シンデレラ城のモデルともなったドイツのノイシュヴァンシュタイン城
19世紀にルートヴィヒ二世の「世界で一番美しい場所」を造りたいという目的のもと、建設が始まりました。お城といえば、例えば敵から身を守るように建設されているのが見られますが、ノイシュヴァンシュタイン城はただ純粋に自然の中に囲まれた華麗なお城。想像を超えた美しさがここにはあります。

メルヘンでミステリアスなお城

シンデレラ城のモデルともなったドイツのノイシュヴァンシュタイン城
ノイシュヴァンシュタイン城の魅力はルートヴィヒ二世の人生に関係しているように思います。ルートヴィヒ二世はメルヘン王と揶揄されているように、音楽などの芸術を愛し、財政難に陥ろうともお城の建設に力を入れました。浮世離れした王のメルヘンチックな一面がこのお城からは感じられます。

ノイシュヴァンシュタイン城は同時にミステリアスでもあるように思われます。お城の背後に霧が現れたりと、どこかこの世のものであって、この世のものでないような不思議な魅力がここにはあります。ルートヴィヒ二世は「我は自分自身にも他人にもミステリアスな存在でいたい」という言葉を残しました。実際、ルートヴィヒ二世はミステリアスな死に方もしています。ノイシュヴァンシュタイン城は人物像が掴み難い王の投影のようです。

■あわせて読みたい

在住者おすすめ!ドイツの魅力が凝縮された古城の街ハイデルベルクが素敵すぎる
ドラキュラのふるさと、ルーマニアのシギショアラは世界遺産の城塞都市
パリから日帰りで行ける美しい城5選

美しい四季を見られる城

シンデレラ城のモデルともなったドイツのノイシュヴァンシュタイン城

シンデレラ城のモデルともなったドイツのノイシュヴァンシュタイン城
ノイシュヴァンシュタイン城は山の中にあるので、その自然と共に、美しい四季を同時に見ることができます。冬は雪が降り積もった銀色の世界に身をおきます。春から夏にかけては緑に囲まれ、やがて秋になると赤や黄色に紅葉した木々にお城は囲まれます。どの季節に訪れても、その時どきの魅力を堪能できるお城です。

お城の絶景が見られるマリエン橋

シンデレラ城のモデルともなったドイツのノイシュヴァンシュタイン城
ノイシュヴァンシュタイン城のベストスポットといえば、マリエン橋。峡谷に架けられた橋なので、高所恐怖症の方にはかなり怖い橋ですが、ここからは先ほど紹介した美しい四季と共にお城の絶景を見ることができますよ。

この世のものとは思えないほど、美しいノイシュヴァンシュタイン城。是非とも、一度は訪れてみたいものですね。

[neuschwanstein.de]
[All Photos by shutterstock.com]

■あわせて読みたい

在住者おすすめ!ドイツの魅力が凝縮された古城の街ハイデルベルクが素敵すぎる
ドラキュラのふるさと、ルーマニアのシギショアラは世界遺産の城塞都市
パリから日帰りで行ける美しい城5選

関連記事リンク(外部サイト)

【日光】リピートせずにはいられない!女子会にもぴったりな「あさやホテル」
まさか◯◯のCMだったなんて!衝撃のクオリティに隠された秘密とは?
天草で体験する大人の癒し!心も体もきれいにしてくれる感動ホテル

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. この世のものとは思えない美しさ。ミステリアスなノイシュヴァンシュタイン城
access_time create folder生活・趣味
local_offer
TABIZINE

TABIZINE

TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにし、日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。覗き込めば、世界地図を拡げた時のワクワクがあるような、はたまた旅する非日常を感じ旅へ向かわずにはいられなくなるような、そんな夢見心地にするパワーがあるメディアでありたいと思っています。人生は一瞬一瞬が心の旅。皆さんが何にもとらわれることなく、自由で冒険に満ちた毎日になるような情報をお届けします。

ウェブサイト: http://tabizine.jp

TwitterID: tabizine_jp

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。