お金がなくても栄養が取れる! 給料日前は「豆腐丼」で耐えよう
「給料日前でお金が……」なんてときの食事はどうしているだろうか。お金はかけられないものの、「でも、やっぱりおいしくないのはダメ」「栄養もしっかり取りたい」なんて思うのは、忙しくてちょっと食にうるさい人々のサガだ。
かくいう私も貧乏大学生の身で、日々の食いぶちに頭を悩ます毎日。そんな読者の方々(そしてなにより私自身)にエールを送るべく、今回はコスパと栄養を兼ね備えた最強の貧乏飯、「豆腐丼」を作ってみた。
まずは簡単にレシピを紹介していこう。具のメインはもちろん豆腐。冷奴はもちろん、味噌汁の具として、ハンバーグのかさ増しとして、便利かつ安く手に入る素晴らしい食材だ。
▲豆腐一丁用意
続いては一緒に混ぜる薬味。
いぶりがっこ
青ねぎ
大葉
炒りゴマ
海苔
の5種類(卵は後ほど登場します)。
これらを細かくカットし……、
豆腐に投入!
醤油をお好みで加えながら混ぜていく。無心で混ぜることで気持ちが安らぎ、日々の疲れも忘れられそうだ……。
これでメインの部分が完成。ここまでにかかった時間は5分足らず。多少の見た目の悪さを差し引いても、お手軽でうれしい!
次はもうひとつの栄養源として、これまた常に冷蔵庫に入っている卵を半熟に。
お椀に水を100mlほど入れ、そこに卵を落とします。電子レンジで1分弱程度加熱すると、半熟状態の卵が完成。
※一気に加熱すると卵が破裂する可能性があるのでご注意ください。ごく短時間で半熟状態になるので、卵の様子を見ながら少しずつ加熱しましょう。
あとはこれをアツアツのご飯にのせる!
さらに上から海苔と大葉を添えると見た目も多少よくなる
こんな簡単なレシピにポイントも何もないが、ご飯はアツアツのもの、薬味は時間があれば冷蔵庫で冷やしておいた方がおいしく食べられそう。
いざ実食!
……うん、ウマい! トロトロの豆腐がベースになって、いぶりがっこのコリコリした食感、燻製の香りと共にいいアクセントとなっています。
混ぜながら食べてみると、炒りゴマとねぎ、大葉それぞれの食感や香りがうまく主張して絶妙な味わいに。ただ、海苔の味の主張が弱い気も……。
スルスルっと、あっという間に完食。
いぶりがっこがないときは、たくあんやそれ以外の漬け物でも十分に代用できます。個人的には、いぶりがっこのスモーク感と控えめな塩気がたまらないので、ぜひ試してほしいところ。
そのほか、冷奴の延長として細かく刻んだミョウガやチューブの生姜などを混ぜてみてもおいしい。
今回、ひとつ言えるのは、「豆腐+醤油」のシンプルな味つけ、組み合わせは薬味の香りを引き立たせるのにうってつけだということ。ゴマも大葉も、いい仕事してるよ!
豆腐一丁はそれだけで十分ボリュームがあるので、ダイエット中の人はご飯にかけずそのままスプーンですくって食べてもいいだろう。
安くて簡単、薬味によって味は無限大の「豆腐丼」。皆さんも試してみてはいかがだろうか。
書いた人:仲皿元
1995年生まれの大学生。沖縄県出身。大学進学を期に上京して以来、ウマい料理屋さんの多さに驚愕しまったく貯金のできない日々を送る。音楽を聴きながらビールを飲むことが一番の幸せ。近ごろは就職活動と日々の飲み代をどうやって捻出するかについて頭を悩ませている。
関連記事リンク(外部サイト)
【パーティー気分】「ヤマザキのランチパック」をフレンチトーストにしてみた【ぼっちのクリスマスに】
店内でお酒が飲めるケンタッキーフライドチキンとか、どんだけ極楽なんですか!? という話【ヒョイ飲み】
普通の鍋で豚の角煮に初チャレンジ
食を楽しみたいあなたのスキマ時間を、笑顔と感動と知って得する情報で満たす「グルメ情報マガジン」です。平日は休まず更新中。
ウェブサイト: http://www.hotpepper.jp/mesitsu/
TwitterID: mesitsu
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。