運命が変わった人々の心の奥深くを描いたヴィム・ヴェンダース最新作
『パリ、テキサス』や『ベルリン・天使の詩』などで知られる巨匠・ヴィム・ヴェンダース監督がメガホンを取った映画『誰のせいでもない』が公開中。
とある冬の夕暮れ。作家のトマスが田舎道を車で運転していると、突然、丘からソリが滑り落ちてきた。慌ててブレーキを止めると、車の前には虚ろに座り込んでいる幼い少年が。幸いにもケガはなく、ほっとしたトマスは少年を家まで送り届けるのだが、少年の母・ケイトはなぜか半狂乱になってしまう。やがてこの事故をきっかけに、当事者であるトマスをはじめとする男女の人生が変わっていく――。
誰が悪いわけでもない悲劇的な事故がきっかけで、運命が変わっていく人々を描いた本作。人間の心の奥にある感情を描く人間ドラマでありながら、3D映画として撮影されている挑戦的な一本でもある。主人公・トマスをジェームズ・フランコ、トマスの恋人・サラをシャルロット・ゲンズブールが演じる。
誰のせいでもない
監督:ヴィム・ヴェンダース
出演:ジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブール、レイチェル・マクアダムス、マリ=ジョゼ・クローズ
(2015年/ドイツ・カナダ・フランス・スウェーデン・ノルウェー)
公開中
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