
Kantar Worldpanel ComTech は 11 月 9 日、2016 年 Q3 の米国、EU 5 カ国(英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン)、中国におけるスマートフォンのメーカー別販売シェアに関する調査結果を公開し、Galaxy Note 7 のリコール問題の影響もあってか、Samsung のシェアは調査対象国の多くで下がっていました。同社によると、調査対象国の全体でみれば Android と iOS は前年同期からシェアを上げていますが、米国において Android のシェアは前年同期の 66.7% から 63.4% に下がった一方、Apple のシェアは 5.2% 上がりました。米国での Samsung のシェアは 36.9% から 33.8% に下がっていますが、100 万台を超える Galaxy Note 7 のリコールが実施されたといっても、シェアへの影響はさほどないようです。EU5 カ国のうち英国は唯一 Samsung のシェアが上がった国とされており、他の国で Samsung のシェアは下がっています。その中でも、イタリアでは前年同期の 40.6% から 24.7% へと大幅に下がり、同四半期は 27.3% だった Huawei が Samsung に代わり現地のトップに立ちました。中国においては、iPhone のシェアは下がり、Android は四半期ベースで歴代 2 番目に高い 85.3% を記録しました。同社によると、OPPO の OPPO R9 は iPhone よりも多く売れたそうです。Source :
Kanter
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