アイドルからシンガーソングライターへ転身!初主催ライブを開催した【#井上紗希】にインタビュー!

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過去には「SO.ON project」や「Tokyo Cheer ② Party」の4期生メンバーとしてアイドル活動を行ってきた井上紗希。卒業後は、シンガーソングライターへ表現のスタイルをシフト。ソロ活動と平行する形のもと、「secondrate」のメンバー(Vo&G)としてバンド活動も行っている。
10月15日(土)には、池袋RUIDO K3で、初の主催ライブ「Tokyo Inouemonakamagadekimasita Fes~ゆるっとぐびっとエモく行きまっせ~」を開催し、大成功を収めた。そんな井上紗希が、インタビューに答えてくれた。
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――アイドルとして活動をしていた頃からアーティスト活動をしたい意識を持っていたのでしょうか?
「私は4年間アイドル活動を続けながら、19歳のときにアイドルを卒業をしてソロとしてアーティスト活動を始めたんですけど。私、音楽を専門に学ぶ高校へ入学したように、アイドル活動を始める前からアーティスト活動をしたいとずっと想っていました。」
――そうだったんですね。
「私、それまで音楽の勉強をまったくやったことがなかったのに、音楽の専門学校へ入ったんですよ。アイドル活動を始めたのも、何も知らないからこそ『今、出来ることをやろう』『アイドルの経験を重ねながらステージに立つことに慣れ、そのうえでアーティスト活動を始めよう』と思ってのこと。だから、アイドル活動を始める前からソロとしてアーティスト活動をしてゆく目標は持っていたこと。『20歳になる前までに』『10代の頃からアーティストとして活動をしたい』とズッと思っていました。」
――アイドルを卒業するタイミングやきっかけも教えてください。
「次のシングルのリリースが終わったら卒業しようと思うことは何度もあったんですけど、なかなかタイミングが上手くつかめずにいました。本当は18歳の時に卒業しようと思っていたんですけど、その時期にシングルのメインヴォーカルとして選ばれれば、リリース期間中の卒業は絶対に出来ないじゃないですか。そういうのも含め、なかなかタイミングが難しくて・・・。」
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「あの頃は、日々『何が今の自分にとって大切なのか??』『アイドルとして認められてるからアイドル活動を続けたほうがいいのか!?』と悩んでいました。きっかけは、19歳の誕生日に初めてソロで歌ったときのこと。そのときに『やっぱし歌うのが楽しいな』と感じ、『私、20歳になる前に絶対に卒業をしてアーティスト活動をやろう』と決めました。」
――いくらグループ内でメイン扱いになろうと、それ以上にアーティストとしての活動を進めたかったんだ。
「そう思っていましたし、その選択は正解でした。今は好きなことをやれています。何より、アーティストとして活動をしていくことで自分の想いを自分の言葉で伝えられれば、その歌を聞いて感動してくれる人たちがいる。その魅力を知れたことも、卒業を決意するうえで大きかったですね。アイドルだと人数が多いぶん、傷つくことも嬉しいこともみんなで吸収出来たり分け与えられるんですけど。一人だと全部100で来るじゃないですか。だから大変なことも一人になって倍あったけど、同じく楽しさも倍に増えました。」
――今年は、初のワンマンライブも経験しています。
「今年の5月28日に私のソロ活動一周年を記念したワンマンライブをやったんですけど。そのときに感じたのが、『集客ってこんなに大変なんだ』ということでした。アイドルをやっているときは『メンバーの誰々押しがいる』など、メンバーが大勢いたことでお客さんもいっぱいいたし、それが普通だと思っていたけど。一人になって『会場をソールドアウトさせるために200人を集める』と目標を決めて発表をしたんですけど。チケットはぜんぜん売れませんでした。公演1カ月前の時点で、チケットを購入してくれた人たちが50人くらいだったんですよ。『あと150人も無理でしょ』『いやぁ、これは厳しい』と感じながらも、どうにか成功させようと、それからの1ヶ月の中、いろんなところで路上ライブをしました。東京のみならず、水戸や名古屋にまで足を運んでライブをやったこともありました。」
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「路上ライブをしていく中『良かったよ、ライブに行くね』と言ってくれる人たちがだんだん増えれば、評判を聞きつけて路上ライブを見に来てくれる人もいれば、そのライブを見て『いいね』と言ってくれる人も次第に増えていきました。結果、当日の幕が開いたら200人以上お客さんが来てくれたのでめちゃくちゃ嬉しかったんです。ホントに嬉しすぎて、あのときは涙を流すのも忘れてました(笑)」
――紗希ちゃんが身近に目標にしていることがあったら教えてください。
「私の今の目標が、22歳までにメジャーデビューしたいということ。今21歳なので、期限は残り1年なんですよ。それと、来年の5月28日にふたたびワンマンをやりたいんです。その日のワンマンでは前のワンマン公演の倍の人数は入れたいなと思ってて、まずはそこに向けて頑張りたいなと思っています。」
――11月にはミニアルバムの発売も予定しているんでしょ?
「既存の曲ではなく、全部新曲で埋めつくした作品として制作しています。中には恋愛曲から、今の私の夢に対する気持ちを歌にしたり、大人の人たちの世界にもみくちゃにされながらも夢を追ってる曲や友達を思った歌などいろいろ入ります。」
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――形として残していけるのは嬉しいこと?
「一つの作品になると嬉しいですよね。ライブだけで終わるんじゃなくて、CD盤として家で聞けるのはすごく嬉しいなと思います。」
――ファンの方々も、今やアーティスト井上紗希を支持する人たちが中心なんでしょ?
「ほぼシンガー井上紗希を好きになってくれている人たちです。私の歌を好きでみんな来てくれているので、すごいありがたいなと思います。アイドル時代はファンの人たちも私を女性として見ていた面が大きかったので、『男性から見て“応援したくなる少女”とはどういう姿なんだろう??』とよく考えていたんですけど。今は『今日はどういう気持ちをライブに持っていこう』など音楽表現のことばかりを考えられているから、そこの違いはおっきいですね。自分のしたい表現ができるって気持ちいいなと思います。何より、それが人に伝わったときが一番気持ちいいこと。音楽はずっと続けていきたいです。」
――主催ライブも定期的にやっていく形ですか?
「めっちゃ続けたいです。来年からは定期公演が出来るといいなと思っています。」
――これからも期待しています!ありがとうございました!!

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