ロック&パンク・テイストを取り入れた、ザ・ウィークエンドのダークでスリリングな「フォールス・アラーム」(Song Review)

2016年11月26日に発売予定の、ザ・ウィークエンド待望の3rdアルバム『スターボーイ』から、早くも2ndシングル「フォールス・アラーム」が10月11日にリリースされ、最新の米ビルボード・ソング・チャート(11月7日付)で、初登場68位にデビューを果たした。
この曲は、リリース10日前、10月1日に放送された『サタデー・ナイト・ライブ』で初披露され、ライブの様子がアップされた動画は、1週間で200万視聴回数を超える大反響となった。そして、10月13日には公式サイトからミュージック・ビデオが公開され、既に2400万回の視聴回数を記録している。
「フォールス・アラーム」には、“人騒がせ”という意味があり、「金にも男にもガメつい、人騒がせな女」をテーマにした内容が歌われている。歌詞の内容に通じてか、ミュージック・ビデオは、女性が覆面の男たちに拉致され、銃や彩煙弾を使いながら逃走劇を繰り広げる、かなりバイオレンスな内容になっている。
歌詞の内容やビデオにマッチした、ザ・ウィークエンドらしい、ダークでスリリングな楽曲だが、シングル曲としてはこれまでにない、ロックやパンク・テイストを取り入れたナンバーに仕上がっている。アルバムからの1stシングル「スターボーイ」もそうだったが、新作『スターボーイ』には、R&Bのみならず、こういったジャンルをクロスオーバーしたタイトルが並びそうだ。
プロデューサーは、ドレイクやマルーン5といった売れっ子を手掛けるドック・マッキンニー、前シングル「スターボーイ」にも参加したサーキットがクレジットされている。制作は、ザ・ウィークエンドを中心に、プロデュースを担当する上記の2者と、同郷カナダ出身のラッパー、ベリーが参加している。
先行シングル「スターボーイ」のミュージック・ビデオは、公開1か月を経たずして、再生回数1億回を突破、最新のソング・チャートで2位にランクインし、間もなく首位に到達するのではないかと予想される。両曲の大ヒットを受け、3rdアルバム『スターボーイ』のNo.1デビュー、大ヒットも間違いないだろう。
Text:本家一成
◎リリース情報
「フォールス・アラーム」
ザ・ウィークエンド
2016/10/11 RELEASE
デジタル配信
https://goo.gl/x2tlZ6
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