VR版YouTube、「360Channel」って何!?

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VR版YouTube、「360Channel」って何!?
J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。今週は、私たちのライフスタイルに広がるテクノロジーとテクニック=「ライフテック」に注目。

初日は、スマホやSNSなど「ライフテック」が身近になった暮らしにCMの視点から迫りましたが、2日目となる10月18日(火)のオンエアでは、スポーツにおけるライフテックをお送りしました。

今、ITはスポーツの世界に新たな価値をもたらし、スポーツビジネスを劇的に変えると言われています。そこで今回は、Jリーグのトップパートナーでもある「株式会社コロプラ」の取締役、石渡亮介さんをスタジオにお迎えし、「テクノロジーとスポーツの融合が切り拓く未来」について、お話をお聞きしました。

今、IT企業がスポーツ分野、スポーツビジネスに乗り出しているのですが、具体的にはどういうカタチで乗り出してきているのでしょうか?

「分かりやすいところでお話すれば、2005年シーズンからプロ野球球団に楽天、ソフトバンク、2012年シーズンからDeNAが参入されました。以前は鉄道会社や新聞メディアだけだったのが、今はIT企業が日本のトップ・プロの球団を持っている状況です」(石渡さん、以下同)

経営・オーナーだけでなく、スポーツのIT化もかなり進んでいるそうですが…

「球団を持つだけではなくて、取り巻く環境にもIT企業が進出しておりまして、例えばJリーグの放映権。“パフォーム”というところが、試合の放映権を10年間で2100億円というすごい大きな契約をされて」

こちらも大きな話題になりましたよね。これは、テレビで試合を見るというよりも、インターネットやスマホで試合を見られるような流れになっているから、と石渡さんはおっしゃいます。これは日本だけでなく世界的な流れだそう。

そして、今注目されているテクノロジーといえば「VR」。コロプラはゲーム業界でもいち早く、このVRに着手していたということなのですが、“VRの将来性”をどんな風に考えられているのでしょう?

「スポーツで言ったら、そこにあたかもいるかのような感じで、試合会場や試合の中に入れる体験というのが生まれてくるんじゃないかと思っています」

ということは、VRの装置があればもう実際にスタジアムに行かずに試合の観戦ができるのですね。しかもテレビとは違い、現実と同じように自分の見たい方向の展開が見られる…これはすごいですね。

実際にコロプラでは「360Channel」というグループ企業を作られ、風景やちょっとしたバラエティ番組などが360度映像で体験できるサービスをスタートされています。その中には、Jリーグの試合もあるのだとか。

「昔、YouTubeが出た時って、『あれって、どうやってビジネスになるんだ?』というのがあったと思うですけど、あれの360度、VR版みたいなのを意識しています」と石渡さん。機器が発達すれば将来的に、提供されたものを見るだけではなく、個人が360度映像を撮って配信できるようになるかも!? 2020年、東京オリンピックが控えていますが、もしかするとその頃には競技をVR観戦する光景が当たり前になっているかもしれませんね!

20日(木)には、ライフハッカー日本版・編集長が登場。仕事の効率アップ術、幸福度アップ術、うまくいく転職術など、ビジネスシーンでの「ライフテック」を教えていただきます。 どうぞお楽しみに♪

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聞き直せます。

【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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