髪型、洋服、家具、雑貨……の次は「車」にこだわるなら、ここはひとつ現行フィアット パンダで!

▲もしも「機械」とか「移動の道具」ではなく「生活を彩るための何か」として車をとらえるなら、今ぜひオススメしたいのはこちらのイタリア車、現行フィアット パンダです!

▲もしも「機械」とか「移動の道具」ではなく「生活を彩るための何か」として車をとらえるなら、今ぜひオススメしたいのはこちらのイタリア車、現行フィアット パンダです!

このステキすぎるデザインも車両150万円以下で入手可能

ファッションや髪型だけでなく、家具や雑貨などを含む「生活全般」のおしゃれっぷりにこだわっている人も多いかと思います。そういった人はおそらく自家用車も、ステキなデザインの何かをすでにお持ちかと思いますが、もしも「車に関してはこれから考える」というのであれば、例えばイタリアの現行フィアット パンダなんてどうでしょうか? 内装も外装もとってもステキなデザインで、走りもなかなか活発な1台なんですが、その走行3万km台までの中古車が今、車両価格150万円以下で探せるようになってきたのです。

新車価格214万~258万円となる現行フィアット パンダは13年6月に登場したイタリア産のコンパクトカーで、「パンダ」という車のなかでは3世代目にあたるモデルです。前述のとおりインテリアとエクステリアはいかにも「イタリア物」といった感じの、シンプルでありながら非常に凝ったデザイン。各部の色づかいもとってもステキです。

そしてエンジンは、今人気のフィアット 500に搭載されているのと同じ2気筒0.9Lターボの「ツインエア」と呼ばれるタイプ。それを聞くと「たったの2気筒で、排気量も0.9Lしかないの?」と思うかもしれませんが、この2気筒エンジンは「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー 2011」も獲得したかなりの優れモノなんです。とっても優秀な環境性能と省燃費性能を発揮しつつ、パワーやフィーリングみたいな部分もこのクラスでは最高レベルです。独特の有機的なビート感は、一度運転すればきっとクセになってしまうことでしょう。

▲80年代に登場した初代フィアット パンダはイタリア工業デザイン界の巨匠・ジョルジェット・ジウジアーロの作。この3代目のデザインは初代とはずいぶんテイストが異なりますが、「実用的でありながらおしゃれ!」という部分に関してはある意味不変です

▲80年代に登場した初代フィアット パンダはイタリア工業デザイン界の巨匠・ジョルジェット・ジウジアーロの作。この3代目のデザインは初代とはずいぶんテイストが異なりますが、「実用的でありながらおしゃれ!」という部分に関してはある意味不変です

▲普通といえば普通なんですが、でもどこか普通じゃない、パンダの内装デザイン。カラーは他にも何種類かありますが、とにかく色づかいもステキですね。写真は本国のMT仕様です

▲普通といえば普通なんですが、でもどこか普通じゃない、パンダの内装デザイン。カラーは他にも何種類かありますが、とにかく色づかいもステキですね。写真は本国のMT仕様です

▲微妙な四角いエンボスが入ったシート座面も、センスがないデザイナーがやるとかなりダサくなりそうですが、パンダの場合は得も言われぬイタリアン雑貨テイストに仕上がっています

▲微妙な四角いエンボスが入ったシート座面も、センスがないデザイナーがやるとかなりダサくなりそうですが、パンダの場合は得も言われぬイタリアン雑貨テイストに仕上がっています

▲こちらが2気筒の「ツインエア」エンジン。排気量0.9L+ターボという小さなエンジンなのですが、その数字が信じられないぐらいパワフルです。あと、2気筒特有のビートもシブいです

▲こちらが2気筒の「ツインエア」エンジン。排気量0.9L+ターボという小さなエンジンなのですが、その数字が信じられないぐらいパワフルです。あと、2気筒特有のビートもシブいです

狙い目は車両130万円前後の「イージー」

そんなステキな現行フィアット パンダですから、ちょっと前までは中古車でも100万円台後半以上の車両価格になるのがフツーだったのですが、ここ最近はやっと相場がこなれてきて、イメージとしては車両価格130万円前後で走行2万kmぐらいの「イージー」というグレードが探せるようになってきました。

「イージー」というのは現行パンダのなかでは最もベーシックなグレードで、フロントの二輪を駆動させるいわゆるFF車。トランスミッションは「デュアロジック」という名称のセミATです。一般的なオートマとは仕組みと操作方法が少々異なり、若干のクセもなくはないのですが、基本的にはごく普通のオートマとほとんど同じように運転できます。また言うまでもありませんが「AT限定免許」で大丈夫です。

イージーの他に「4×4」というグレードもあって、こちらは読んで字のとおり4WD方式を採用しているタイプです。4×4だけの専用デザインを採用している部分もあって、実はかなりおしゃれさんなんですが、こちらは残念ながらセミATではなく6MTのみ。そして中古車相場も150万円以下では少々厳しく、おおむね210万~240万円といったところ。なのでこちらは、AT限定免許ではなく、なおかつ予算にも若干余裕がある人にはオススメの選択……って感じですね。

▲「デュアロジック」という名前のセミATはほんの少しだけ操作にコツは必要ですが、慣れればAT限定免許の人でも気持よく走らせることができます。そして慣れるのもたぶんあっという間です

▲「デュアロジック」という名前のセミATはほんの少しだけ操作にコツは必要ですが、慣れればAT限定免許の人でも気持よく走らせることができます。そして慣れるのもたぶんあっという間です

▲こちらがパンダ4×4。専用のボディカラーとちょっと高い車高とかがカッコいいんですが、残念ながらATではなく6MTのみで、中古車相場もイージーと比べるとちょっと高めです

▲こちらがパンダ4×4。専用のボディカラーとちょっと高い車高とかがカッコいいんですが、残念ながらATではなく6MTのみで、中古車相場もイージーと比べるとちょっと高めです

イタリア車ゆえの(?)故障も特に心配ないはず

以上のとおりかなりのおしゃれさんで、走りも良くて、なおかつお手頃プライスでもあることが魅力の現行フィアット パンダですが、これから買う人にとって気になるのは「故障」かもしれません。特に根拠はなくても、イタリア車というと「なんか壊れそう」と。

そのあたりについても基本的には心配無用です。まぁ国産車の同クラスと比べると、もしかしたらマイナートラブル(どこどこのランプがつかないとか、そういったニュアンスの小トラブル)は多い可能性はあります。しかし現行パンダはそれも過剰に心配するほどは発生していない車ですから、基本的には一般的な国産中古車を選ぶのと同じようなチェック(丁寧に扱われてきた感が内外装にただよっているか? ディーラーでの定期的な整備記録はあるか? エアコンなどの電装品はきちんと動いているか? などの定番チェック)をすればOKです。

それに加えて、ちょっとクセのあるトランスミッションである「デュアロジック」の整備履歴と状態をチェックすれば十分でしょう。店舗の周りを軽くで構わないので試乗させてもらい、各段にしっかり入っているかどうかを確認してください。そのうえで「デュアロジックをなるべく長持ちさせるための運転法と整備のツボ」をお店の人に教えてもらえば、さらにバッチリです。

ということで、100万円台前半というお手頃な車両価格で現行フィアット パンダを購入し、それを(もちろん毎日じゃなくて構わないですが)定期的に洗車してなるべくキレイに使い、そしてキレイめのお洋服を合わせてサラリと乗りこなせば、あなたはもうどこからどう見てもかなりのおしゃれ上級者。ぜひ、この機会にそんな生活をなんとなくイメージしていただけたら幸いです!

▲ちなみにこのボタンはセミATのデュアロジックを普通のオートマと同じように操作できる「CITYモード」のボタン。購入前にいちおう最終的な試乗確認は軽く行った方がいでしょう

▲ちなみにこのボタンはセミATのデュアロジックを普通のオートマと同じように操作できる「CITYモード」のボタン。購入前にいちおう最終的な試乗確認は軽く行った方がいでしょう

【関連リンク】

車両価格150万円以下、走行4万km以下の現行フィアット パンダを探すtext/編集部

photo/フィアット・クライスラー・オートモービルズ

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