ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう
  • 注目俳優・太賀インタビュー「誰しもが漠然とした不安を抱える10代だった」 映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』
  • 仲良し全開のフラッシュ&サイボーグを直撃! 自分がバットマンだったらスカウトしたいキャラは?
  • 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で大大活躍中! チューバッカさん直撃インタビュー:動画  
  • 『ブレードランナー 2049』“ジョイ”と“ラヴ”にインタビュー「SF映画は女子が観ちゃだめ? そんなわけないわ!」
  • 北原里英が映画主演で後輩に見せる“道”「AKB48が夢の通過点では無くゴールになっているからこそ」
  • 『ゴースト・イン・ザ・シェル』のバトーさんを直撃! 原作愛がハンパなくて『イノセンス』制作を懇願するレベル
  • 不潔で下劣な男に挑んだ阿部サダヲ「珍しく自分の写真を撮ったほど、別人になりきれた」
  • コムアイ(水曜日のカンパネラ)インタビュー「お風呂に入った猫がシュッと細くなってしまうところが情けなくて愛しい」
  • キアヌ・リーヴスに“仕事の流儀”を聞いてきた! 『ジョン・ウィック:チャプター2』が本日公開
  • 『ブレードランナー 2049』ハリソン・フォードインタビュー「仕事は好きなんだ。役に立ちたい。チャレンジが好き」
  • 窪塚洋介が明かす未体験への挑戦と驚き 映画『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを飾る
  • 柄本佑が前田敦子を絶賛「“僕のあっちゃん、私のあっちゃん”にしたくなる魅力がある」
  • 性別や年代によって楽しみ方が変わる映画『妻ふり』 榮倉奈々&安田顕インタビュー
  • 大泉洋『探偵はBARにいる』シリーズへの愛を語る「“好きなんだけど映画館には行かない”だと続かない」
  • 俳優・中村倫也インタビュー「女子の周りから固める恋愛作成は逆効果な気がします(笑)」
  • 『パシフィック・リム:アップライジング』監督&ジョン・ボイエガに「ぼくのかんがえたさいきょうのかいじゅう」を見てもらった!

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

NY地下鉄ホームに響く美声が、世界に届いた!

NY地下鉄ホームに響く美声が、世界に届いた!

このおじさんの声と表情に注目して欲しいのです。これまでどんな人生を送ってきたのかわからないけれど、なにかが伝わってきて胸を打つ。トリハダものの声の持ち主!まずは歌を聞いてみて。

NY地下鉄といえば、有名無名に関わらず、才能あるアーティストが演奏やパフォーマンスを行っている場所。ネットで動画が拡散されることもよくありますよね。この男声もご多分に漏れず。

きっかけはTwitterに投稿された動画でした。強烈なエネルギーを感じる歌はすぐさま話題になり、通勤中によく見かけるというニューヨーカーや、テレビ局の公式アカウントに「彼を番組に出すべき」とツイートするユーザーが続々登場。

あれよあれよと言う間に、テレビ出演するまでに至ったのです。

 パフォーマンスに拍手喝采!
なかには涙を流す人も…。

なんと、CBSの人気番組『The Late Late Show with James Corden』に出演!そのパフォーマンスに観客は総立ち。番組のオーケストラには涙を流したミュージシャンもいました。

まるで絵に描いたようなシンデレラストーリーですが、彼の声にこれだけ人を感動させる力があるのには、理由があったみたい。彼は元々シンガーとして才能を認められていた人物でしたが、不運にもデビューのきっかけを失ってしまっていたのでした。

 アルバム発表前に、
所属レーベルが破産。

Pitchfork」によると、1975年、彼は当時18歳のときにT-Electric Recordsと契約を結んでいました。80年に、同レーベルからブルースシンガー、エタ・ジェイムスのアルバム『Changes』が発売されると、その次に発表されるのが彼のアルバムになるという話に。

しかし、不運にも制作は始まらず、未発表のままレーベルが破産してしまったのです。デビューの話は頓挫。彼にできるのは歌い続けることだけでした。それからずっと地道に、公園や路上でパフォーマンスを続けてきたというのです。

 30年歌い続けてきた声が、
世界に届いた!

彼の歌は2015年10月にも一度注目されたことがあります。再生回数は40万回以上にも及んでおり、今回のみならず多くの人を感動させていました。テレビでのパフォーマンスを見てもわかるとおり、偶然の産物ではないのです。

本人はこうコメントしています。

「好きなことを続けなきゃいけない。決して簡単ではないけれどね。ときには電車の中で5時間歌い続けることもあった。それが結果に繋がったともまだ言えない。ただ、マイクなしで歌う姿はなかなか珍しいと思うよ。自分のやっていることを愛さなきゃいけない。私たちは恵まれているんだ。必要なら、朝7時半からだって歌える」。

ホームで歌っているときの必死な表情は、スピーカーに頼らず肉声で歌を届けようとした結果なのかも。

テレビに出演する少し前。彼は生活のために仕事を探しては、面接をいくつも受けていましたが、誰にも雇用してもらえず。そんなときに兄弟から送られてきたのが、自分が地下鉄で歌っている姿でした。一言、「きっと変わる」とメッセージが添えられていました。

動画はその後も視聴数を伸ばし、急遽テレビにも出演。9月15日のツイートによれば、新たにレコーディングが始まったようです。

Working on an album. Got some great people helping me out. Fingers crossed this Time. Gonna get me out the subways.— MIKE YUNG (@MIKEYUNGNYC) September 15, 2016

「アルバムを作っているよ。素晴らしい人たちがサポートしてくれている。祈っているよ。地下鉄の外に出るんだ」。

声そのものにも胸を打たれましたが、彼のことを知ってから聞くと余計に沁みてくるんですよね。

ちなみに、冒頭の動画で歌われているのは、1955年に公開された刑務所映画『Unchained』の主題歌『Unchained Melody』。後に楽曲の人気が映画を上回り、いろいろなアーティストにカヴァーされ、別の映画にも使用された名曲。

待っているかもわからない恋人を想い、早く自由になって帰りたいという気持ちを歌ったものでした。「Righteous Brothers」によるアレンジが有名ですが、YouTubeには、Mike Yungの歌が今までで一番いい!という声も。ぜひ聴き比べてみて。Reference:The Late Late Show with James Corden,Pitchfork,MIKE YUNG,DiscoBar80Licensed material used with permission by mindblowin

関連記事リンク(外部サイト)

バレンタイン当日、NY地下鉄の乗客たちがちょっとだけ幸せな気分になれた理由(動画あり)
「夏フェス」に行くと人生が変わる!?米ライターが真面目にその魅力を紹介!
人生は壮大な実験だ。本田直之が提案する「新しい生き方」とは

TABI LABOの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。