あらゆるモノをIoT化!? デバイスに音声認識機能を与えるハードウェア・モジュール「ReSpeaker」がスゴイ

「ReSpeaker」 は、任意のデバイスに声によるコマンドや、問い合わせ等に答える能力を与えるモジュール式のボイスインターフェイス。家電製品のコントロールから、人の声に応じるロボットの作成まで幅広く対応。ユーザー自身が制御したいと思うモノに、USB経由またはケーブルにつなぐだけで、音声認識を実現する。
・オフライン環境でもシステム構築が可能

その他、SDカードスロット、マイクロUSBポートなど、音声制御・認識に必要な装備はすべてそろっている。Google Speech APIやAmazon Alexa Voice Servic、Microsoft Cognitive Servicといった、クラウド型音声認識サービスと組み合わせることも可能だ。
さらにうれしいのは、インターネットが接続できない環境でも、システム構築ができること。SDメモリに音声認識ソフトウェア「PocketSphinx」をインストールすれば、オフライン環境でも、ボイスインタラクションシステムを構築できるという。
・専用アプリでさまざまなアクションを実現

手軽なIoT化もうれしいが、特別な知識もなく、音声制御機能を“自作”できるのが、本品の大きな魅力。短期間で資金調達に成功した理由も、そこにあるのではないだろうか。
プロジェクトの公開は、9月23日まで。製品のプレオーダー価格は、49ドル(約5000円)から受け付けている。

ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。