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やたらバリエーション豊富な現行BMW 3シリーズ、結局どれを買えばいいのか真剣に考えてみた

▲320d系に搭載される4気筒ディーゼルターボエンジン。非常に魅力的なユニットだが、残念ながら250万円以下の価格帯におけるその流通量は少なめだ

▲320d系に搭載される4気筒ディーゼルターボエンジン。非常に魅力的なユニットだが、残念ながら250万円以下の価格帯におけるその流通量は少なめだ

そして検討の結果、第1ブロック(お手頃価格帯)の最終的な勝ち抜けは、グループA(ガソリン)1位の「12年式 320i スポーツ」ということに。勝敗を分けたのは流通量だ。グループB(ディーゼル)の1位である13年式 320d ブルーパフォーマンス スポーツの5台という流通量は、本気で探すとなるとやはり心もとない。ディーゼル車が欲しいなら予算帯をもう少し上げるべきだろう。

★★第1ブロック勝者:12年式 320i スポーツ 流通量11台/230万~250万円★★

▲「非常に豊富」というわけではないが、まずまずの流通量があるため取捨選択がしやすい12年式 320iスポーツが、200万~250万円というお手頃価格ブロックの1位に輝いた

▲「非常に豊富」というわけではないが、まずまずの流通量があるため取捨選択がしやすい12年式 320iスポーツが、200万~250万円というお手頃価格ブロックの1位に輝いた

250万~350万円は現行3シリーズの再激戦区

■予選第2ブロック:ほどほど価格(250万~350万円)の部

もっと高い価格帯にも魅力的な現行3シリーズは多数流通しているが、やはり中古車たるもの「お買い得感」は最重要視したい。よって、ここでは250万~350万円というほどほどの車両価格で狙える個体に絞って検討する。なお、「ほどほど価格」とはいえ決して安い金額ではないので、満足度を考慮して「走行3万km以下」の物件に絞って考える。

●第2ブロック・グループA:ガソリンエンジン車

激戦区となるこちらの候補は以下4グレードだ。

・12~13年式 328i スポーツ 流通量:8台/280万~330万円

・14年式 320i スポーツ 流通量:7台/280万~330万円

・14年式 320i ラグジュアリー 流通量:10台/290万~340万円

・14年式 320i Mスポーツ 流通量:15台/300万~350万円

このグループにおける大事なポイントは二つ。一つは「Mスポーツと非Mスポーツ、どちらの足を好むか?」ということで、もう一つが「328iについてどう考えるか?」ということだ。

ここへきて初めて登場したMスポーツは、AT車の場合はステアリングホイールがパドルシフト付きになるという違いもあるが、より大きな違いは「硬めの専用サスと18インチの大径ホイールを採用している」ということだ。「主戦場は峠とサーキット」というのであれば明らかにMスポーツがオススメだが、街乗りが中心なら非Mスポでも十分以上。……難しいところである。

そしてこれまた初登場の328i系は、排気量は320i系と同じ2Lだが、ターボなどのチューニングの違いにより320iより断然パワフルに仕上がっている。具体的には320i系が最高出力184ps/最大トルク27.5kg-mであるのに対し、328i系は245ps/35.7kg-mと大きな差が。しかし実際乗ると数字ほどの差は感じないというのが、話をややこしくしている。

なんとも難しいこのグループだが、最終的には「14年式 320i Mスポーツ」を推したい。「なんだかんだいってビーエムはMスポでしょ!」という単純な視点に加え、流通量が豊富である(選ぶ幅が広がる)ということ。そして328i スポーツはどうしても年式が1~2年古くなってしまうということで、難しい判断だが14年式320i Mスポーツを1位抜けとした。

★第2ブロック/グループA 1位:14年式 320i Mスポーツ 流通量15台/300万~350万円

▲「Mエアロダイナミクス・パッケージ」という名称の純正空力パーツをまとい、18インチホイールとともに専用サスペンションを採用するMスポーツ。やはり魅力的なグレードだ

▲「Mエアロダイナミクス・パッケージ」という名称の純正空力パーツをまとい、18インチホイールとともに専用サスペンションを採用するMスポーツ。やはり魅力的なグレードだ

●第2ブロック・グループB:ディーゼルエンジン車

グループAが激戦区なら、こちらは「死のグループ」といったところか。候補となる4グレードすべてに勝ち抜けの可能性がある。

・14年式 320d 流通量:6台/270万~320万円

・14年式 320d スポーツ 流通量:8台/290万~350万円

・14年式 320d ラグジュアリー 流通量:8台/300万~350万円

・14年式 320d Mスポーツ 流通量:9台/320万~350万円

この他「320d モダン」も流通はしているが、比較的希少ということで省略させていただいた。で、例によってベーシックな「320d」は装備レベルの点で少々厳しいのだが、これぐらいの価格差があるなら納得できるかも。「320d スポーツ」と「320d ラグジュアリー」に関しては甲乙つけがたく、「320d Mスポーツ」も安定の強さ(流通量の多さ)を誇っている。

考え方としては、せっかくならやはり装備充実の3シリーズに乗りたいということで、まず「320d」が敗退決定。次に「320d スポーツ」と「320d ラグジュアリー」は流通量も相場も、そして車としての魅力もほぼ互角だが、「やはりBMWはスポーティな雰囲気が重要」という考えに基づき、ブラックアウトされたキドニーグリルやMスポーツと同様のスポーツシートなどを擁する「320d スポーツ」が僅差で勝利となった(このあたりの判断は人によって異なるだろう)。

で、最終的には「320d スポーツ」と「320d Mスポーツ」でグループBの1位の座を争うわけだが……ここは筆者独断により「Mスポーツの負け!」とさせていただく。理由は「足回りの硬さ」だ。高回転型であるガソリンエンジンの場合にはさほど気にならないMスポサス+18インチホイールの硬さだが、極太トルクを生かして鷹揚に走りたいディーゼルエンジンにはやや不似合いにも思える。このあたりの判断も人によって異なるだろうが、筆者としてはディーゼルにはノーマルサス+17インチホイールを合わせたいと思う。

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