【最新版平成27年通期】国内線で遅延・欠航が最も多い航空会社はどこ?
多くの反響があった過去記事「【平成27年上期】 国内線で遅延・欠航が最も多い航空会社が判明」。今回は、6月に発表された最新情報をもとに、平成27年度を通じて遅延・欠航が最も多かった航空会社を紹介したいと思います。
あくまでも平成27年度の情報ですが、飛行機選びの参考の1つにしてみるといいかもしれませんね。
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遅延便の少ない・多い航空会社は?
国土交通省の公開した資料には、国内線を飛ばす全11社の平成27年における遅延率、欠航率がまとめられています。前回の記事では平成27年度の4月から9月までの成績を紹介しましたが、今回は1年間の実績。
その結果を見ると、まず遅延便(15分以上の遅れ)の“少なかった”航空会社は以下の通りになりました。
第1位・・・スターフライヤー(6.50%)
第2位・・・日本航空(JAL)(6.52%)
第3位・・・全日本空輸(ANA)(7.95%)
飛行機をたくさん持っている日本航空や全日本空輸の好成績は予想がつきますが、一方でスターフライヤーの健闘が光りますね。
スターフライヤーは真っ黒い機体のデザインが目を引く航空会社。執筆時点で運行中の機材は9機とあります。少ない飛行機を上手にやりくりして、遅延を出さずに日々運行してくれていたのですね。
一方で遅延便の“多かった”航空会社は、
ワースト1・・・ジェットスター・ジャパン(20.45%)
ワースト2・・・Peach Aviation(19.26%)
ワースト3・・・バニラ・エア(14.88%)
となりました。いずれもLCC。遅延の主な原因を見ると、3社ともに機材繰りで遅延が起きていると分かります。保有数の限られた機体をやりくりする中で、遅延が生じてしまったケース。
ただ、あくまでも上記の数字は27年度の成績になります。例えばバニラ・エアは平成26年度の成績を見ると、遅延率が9.73%と低めでした。
欠航便の少ない・多い航空会社は?
欠航便に関してはどうでしょうか? 平成27年度における欠航便の“少なかった”航空会社のトップ3を挙げると、
第1位・・・スカイマーク(0.73%)
第2位・・・Peach Aviation(0.79%)
第3位・・・バニラ・エア(0.99%)
となりました。先に見た通り第2位のPeach Aviationと第3位のバニラ・エアは、残念ながら平成27年度に遅延便を多く出していましたが、一方で遅れても欠航便は出さなかったという成績になります。
逆に欠航便が“多かった”航空会社は以下の通り。
ワースト1・・・スターフライヤー(1.60%)
同率ワースト2・・・AIRDO(1.52%)
同率ワースト2・・・日本トランスオーシャン航空(1.52%)
スターフライヤーやAIRDOなどの欠航理由は、やはり機材繰り。運用中の機材は先ほども触れたように、スターフライヤーが9機、AIRDOが13機です。日本トランスオーシャン航空も運用中の機材は12機。
ただ一方で、先に見た通りスターフライヤーは同年度に最も遅延便を出さなかった航空会社でした。
乗客の側からすれば当たり前にスケジュール通りの運航を期待してしまいますが、欠航も遅延も出さずに来る日も来る日も飛行機を飛ばし続ける難易度の高さがよく分かりますよね。
以上、旅の参考にしてみてください。
[H27 特定本邦に係る情報Q4 – 国土交通省]
[All Photos by shutterstock.com]
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