【今週公開のコワイ映画】2016/6/10号:『ノック・ノック』『ラザロ・エフェクト』[ホラー通信]

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今週公開の怖い映画をご紹介します。

今週は話題作が2本ドドンと公開になりますッ。まずはホラーの帝王イーライ・ロス監督最新作『ノックノック』。前作は未開のジャングルを舞台に食人族に食べられる『グリーン・インフェルノ』でしたが、今回の恐怖の舞台は“自宅”。もっとも安全と思われる“家”を舞台にしたホラーを撮ろうと試みたというロス監督。どんだけサディスティックなんだ! 今作ではキアヌ・リーブスとの初タッグとなります。キアヌのあられもない姿・情けない姿がたくさん見られますよ……。

そしてもう一作は『ラザロエフェクト』。こちらは『二郎は鮨の夢を見る』というドキュメンタリーを撮ったデヴィッド・ゲルブ監督の衝撃の死者蘇生ホラー。これが初のフィクション長編となるそう。お寿司映画からなんでいきなり死者蘇生!?と驚かされましたが、本編を観たら“スシ”ってワードが台詞にひとつ入ってました……。やっぱり好きなのでしょうか、お寿司。

どちらもかなり刺激の強い作品ですので、心してどうぞ。そのぶん、最高に面白いですよ! それでは今週もいってらっしゃい!

『ノック・ノック』 6月11日公開

<ストーリー>
ある平和な父の日。理想的な家庭を築き上げたエヴァン(キアヌ・リーブス)は家族でビーチに行く予定だったが、仕事の都合で一人留守番をすることになる。芸術家のカレン(イグナシア・アラマンド)と子ども二人を見送り、早速仕事に取り掛かる。
夜になり、外は豪雨が降り注いでいた。久しぶりに自分だけの時間を手に入れたエヴァンは、昔DJをやっていたときに集めたレコードを爆音でかけ、仕事に集中している。カレンからの電話を切った後、ドアをノックする音が聞こえることに気付く。こんな深夜に一体誰が…。
エヴァンは不審に思いながらもドアを開けると、そこには雨でずぶ濡れになった二人の美女が立ち尽くしていた。ジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)、ベル(アナ・デ・アルマス)と名乗る二人は道に迷ってしまったため助けを求めていた。彼女たちに暖をとるようにと家に招き入れるエヴァンだったが、それは破滅の道への第一歩だったー。

上映館:ヒューマントラストシネマ渋谷ほか
この映画の記事:「押しつぶされそうな“パパ”の気持ちを代弁しているスリラーなんだ」 『ノック・ノック』イーライ・ロス インタビュー
リンク:映画公式サイト

『ラザロ・エフェクト』  6月11日公開

<ストーリー>
研究者フランクと婚約者のゾーイたち研究者グループは「死者を蘇らせる」ことができる「ラザロ血清」の研究に日夜没頭していた。ある日、実験の最中にゾーイが事故で感電死してしまう。悲しみに駆り立てられたフランクは研究員の制止を振り切り、ラザロ血清をゾーイに投与して彼女を死の淵から蘇らせることに成功する。しかし、復活に喜ぶのも束の間、ゾーイの身体に様々な異変が起こり始める。死からの再生という禁断の研究に足を踏み入れた研究員たちを襲う恐怖と絶望のなか、我々は死ぬよりも恐ろしい“死のその先の恐怖”を目撃する―

上映館:新宿バルト9ほか
この映画の記事:「これは新たなフランケンシュタインの物語」 ジェイソン・ブラムが語る蘇りホラー『ラザロ・エフェクト』
リンク:映画公式サイト

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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