【衝撃】書籍「パナマ文書」緊急発売決定 / 2.6テラバイト1150万件に及ぶ膨大なデータ量が日本に与える影響
書籍「パナマ文書 ~タックスヘイブン狩りの衝撃が世界と日本を襲う~」(著者: 渡邉哲也)が、徳間書店から緊急発売されることが判明した。世界中に大きな震撼を生んだ、国家を揺るがすレベルの機密文書「パナマ文書」。1977年から作られはじめたこの文書は、すでに2.6テラバイトもの大容量と化し、1150万件に及ぶ膨大な情報量になっているという。その内容は、タックスヘイブンに関わる法人と個人の会計書類や契約書がメインだ。
・法人214000社のデータが閲覧できる状態
そのパナマ文書が国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)に渡り、2016年5月10日午前3時、パナマ文書の情報がインターネット上で公開されるに至った。そもそもパナマ文書はモサックフォンセカ法律事務所によって作られた内部情報で、そこから流出したパナマ文書がICIJに渡り、公開される流れとなった。2016年5月10日現在、モサックフォンセカ法律事務所を介してタックスヘイブン(21の国や地域)に設立された、法人214000社のデータが閲覧できる状態となっている。
・日本ではどのような波紋を呼ぶのか?
今回のパナマ文書流出とインターネット公開により、どのような影響が世界に生まれるのか? 特に日本ではどのような波紋を呼ぶのか? 今回発売される「パナマ文書 ~タックスヘイブン狩りの衝撃が世界と日本を襲う~」には、その点に関して徹底的に書かれたもののようだ。以下は、書籍の紹介文である。
・書籍「パナマ文書」の紹介文
「世界に衝撃を与えているパナマ文書。2.6テラバイト、1150万件に及ぶ膨大なデータ量で、今後、さまざまなスキャンダルが発覚する可能性がある。すでにアイスランド首相を辞任に追い込み、プーチン、習近平の疑惑も発覚、キャメロン首相に至っては国民の批判が噴出し、英国のEU離脱にも影響を及ぼすと目されている。この機密文書の暴露は、世界情勢を一変させる力を秘めているのだ。タックスヘイブンに作られた企業や銀行口座は、「真の所有者」が見えづらく、それゆえに違法な租税回避や反社会的勢力の取引にも利用されてきた。その内実が暴かれることで、存続の危機に陥る企業が続出する恐れすらある。本書は、パナマ文書から見えてくるタックスヘイブン悪用の仕組みから、今後の世界情勢の変化、そして日本の企業や社会に与える影響までを完全解説!」
・パナマ文書に名前が載っていなくても!?
紹介文に書かれている「内実が暴かれることで存続の危機に陥る企業が続出する恐れ」の部分は、誰もが知りたいと思っている、特に恐ろしいポイントなのではないだろうか。この書籍は、2016年5月20日に発売予定である。パナマ文書に名前が載っている人も、いない人も、気になる内容なのは間違いない。
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