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じわじわくる関西出汁の研究 〜「肉吸い」と「かやくごはん」をめぐって〜【料理解析・旅情編4】

じわじわくる関西出汁の研究 〜「肉吸い」と「かやくごはん」をめぐって〜【料理解析・旅情編4】

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アノお出汁を……

玉子サンド」「自由軒のカレー」「蒸し寿司」と続いた我々の料理解析ツアー。ひと息ついて、居酒屋でマッタリしています。

「なんか忘れてない?」と妻。

「うん、なんか忘れてる」と私。

「私ちょっと、憧れがあってさ。ずいぶん前の毎朝やってた某ドラマで登場した関西のお出汁」

「ああ〜!」

「うろ覚えだけど、昆布にお酒を塗って、焙ってっというやつ……」

「そういえば大阪に来て関西出汁をちゃんと楽しんでないよね」

「うん」

「やっぱりうどんかしらん」

「いや、ちょっとベタなのは外して『肉吸い』と『かやくごはん』ってどう?」

「ほほう」

「肉吸い」をいただく

というわけで翌日の午前中、大阪は千日前のとあるうどん店へ。

「肉吸い」発祥となったお店だそうです。なんでも吉本新喜劇の座長を勤めていた某芸人さんが、二日酔いでご飯を軽くしたかったために肉うどんのうどん抜きを頼んだことが「肉吸い」の始まりだそうです。

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いわゆる関西風の澄んだ汁に牛バラ肉がどっさりと入り、上にたっぷりのネギをちらして中に半熟玉子が一つ、というシンプルな作り。

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玉子かけご飯と一緒にいただくのが定番の食べ方。

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見かけとは裏腹にかなりこってりとした味。これは確かにご飯と一緒に食べた方が良い感じです。

「お昼にちょうど良いとして、二日酔いには逆に辛いかも……」

「うん、これはむしろうどんが入っていた方があっさりしてたかな」

「味付けはカツオ節と砂糖って感じかなぁ……」

この日は最初から強烈なボディーブローをくらった感じです。

「いやあ、お腹いっぱい」

「美味しかったんだけど、ガツンとくるね」

とかなんとか夫婦で話しながら、腹ごなしにと大阪の街を歩きます。

ランニングシャツで走ってるデカい看板とか、河でプカプカ浮いてるデカいアヒルとかを見物。

あれ!? ナンの事だかサッパリですか?

お次は「かやくごはん」ナリ

さてお腹もこなれてきた所でかやくごはんのお店です。

小耳に挟んだ所では有名な作家先生が愛したお店(実際には事前にその先生の著作を読んでから行ったんですけどね)。

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おお、麗しい感じの「かやくごはん」です。

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里芋煮やカレイの煮付け、お味噌汁やはまぐりのすまし汁などと一緒にいただきます。

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そこはかとなく深い味わい。そしてホッとする。

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大阪の「かやくごはん」は、具がわからないくらい細かく刻んであるのが特徴。ごぼう、油揚げ、コンニャクなどが入っているのがわかります。出汁がしっかりと効いていて、やはり昆布とカツオでしょうか。

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