【平成28年熊本地震】今、被災地から伝えたいこと
熊本地震の発生から約1週間が経過し、交通機関やライフラインも徐々に復旧し始めました。
筆者自身も熊本市内で被災し、自宅も被害を受けました。一時は避難所での生活も続いていましたが、幸いなことにほぼ日常に近い生活を取り戻しつつあります。
様々な感情が沸き、様々なことを考えた1週間でした。
少しでも気が緩むと泣いてしまいそうになるけれど、涙が溢れ出るのは恐怖を感じる時でも悲しい時でもなく、人の優しさと強さ、そしてありがたさを感じた時でした。
報道では被害の大きかった地域の悲惨な様子ばかりが取り上げられていますが、九州は、そして熊本は、思っている以上に元気です。
被害の大きかった地域ではまだまだ避難生活を強いられている人も少なくなく、余震に怯える日々に体力的にも精神的にも限界を迎えている人たちがいるということも事実です。
だけどここで暮らす人たち、みんなそれぞれが誰かのために、自分にできることを必死で考え、励まし合いながら、元気な熊本を取り戻すために頑張っています。
とりあえず何かしなくては、という気持ちばかりが先走ってしまいますが、自分がするべきことは何か、自分にできることは何かをしっかり考えて行動を起こすことも大切なことのだと学びました。
県外、そして海外に住む友人・知人からは、遠くから何もできなくてごめんね、という連絡もたくさんいただきました。何かできることがあれば言ってね、というありがたい言葉もたくさんかけてもらいました。
メッセージを読むたび、電話で声を聞くたびに、感謝の気持ちと涙が溢れます。
何もできなくて悔しいと感じている方、何かしたいけど何をしていいのか分からなくて悩んでいる方、九州、そして熊本にいる家族、親戚、友人、少しでも縁がある人がいれば、声をかけてあげてください。前を向く大きな力になります。
企業・団体を通じた支援金の寄付もとてもありがたいですが、熊本にいる自分の大切な人を直接支援することが、少しでも早い復興へと繋がります。
そしてもう少し落ち着いたら、いつか熊本へ遊びに来てください。私たちの大好きな熊本を見に来てください。熊本の美味しい物を食べて、阿蘇の大自然を感じて、崩れてしまった熊本城の偉大さをその目で見てください!
1日でも早く、みんなに笑顔が戻る日が来ますように。
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