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【おもいでタイムライン】第3回 2007〜2004年、多機能化? ガラケー化?

日本で初めての携帯電話「ショルダーホン」が発売されてから、丸30年が過ぎました。そして携帯電話の進化と同時に、私たちのコミュニケーションも大きく変化してきました。携帯電話の歴史は、コミュニケーションの変遷の歴史でもあるんです。

では、一体どんなふうに変化してきたのでしょう?

TIME & SPACEがお届けする、携帯電話の歴史30年を振り返るサイト「おもいでタイムライン」との連動企画の第3回は、2007〜2004年までをさかのぼってみます。

携帯電話はさまざまな機能を搭載してきました。インターネットとメール機能にはじまり、カメラ、ミュージックプレイヤー、ワンセグ、そしておサイフ機能まで! それら「多機能化」がもっとも盛んになったのがこの時代でした。海外と比べても、日本の携帯電話があまりにも多機能すぎて、日本独自の進化を遂げた「ガラパゴス・ケータイ=ガラケー」なんて言われたこともありましたっけ。……でもこの時代、新機種が発売されるのが楽しみだったんですよね。

■おもいでタイムライン
http://time-space.kddi.com/omoide/index.php

おサイフケータイ®とワンセグ放送

この時代の携帯・スマホは?
「W32H」(2005年発売)
→このスマホの「おもいでタイムライン」記事へ

JR東日本がSuicaを導入したのが、2001年。ソニーが開発した非接触型ICカード技術「FeliCa」を採用しています。最初は管内の限られたエリアでしか使用できませんでしたが、徐々に区間を広げました。その後、全国のJRや私鉄で相次いでオリジナルの非接触型ICカードを導入。

自販機や駅構内の売店など、カードでピッと決済する人が増えてきて、後には、コンビニとかスーパーなど、使えるシーンもどんどん広がりました。きっぷを買う手間も省ける上に、買い物では小銭をじゃらじゃら持たずに済むし、レジで背後のお客さんからのプレッシャーも受けずに済むし、いやホント便利になったものです。

そんな「FeliCa」技術を使った「EZ FeliCa」サービスを、auが「おサイフケータイ」として初めて搭載したのが、2005年に発売された「W32H」と「W32S」。まだまだ街中で、非接触型カードで支払える機会は多くなかったのですが、これによって文字どおり、お出かけは「ひとまずケータイさえあればOK」に。手ぶら派はもう大歓喜したものです。

おサイフケータイ®導入の翌年2006年には世界初のワンセグケータイが登場しました。ついにテレビ機能まで携帯電話に搭載されたわけです。

「W33SAⅡ」(2006年発売)日本初のワンセグ対応携帯電話。従来のアナログテレビ放送を受信できた

サクッと天気予報やニュース見るにも便利だったし、折しも2006年にはサッカーのワールドカップドイツ大会が開催。残業していても、会社にいながら試合のハイライトを見られたので、ホント重宝しました。

開いてディスプレイ部分を180度回転し二つ折りにできるようになったり、テレビを見る時だけディスプレイを90度回転させ、ヨコ型画面で視聴できたり。テレビ機能の搭載で、携帯電話のフォルムも随分変わりましたよね。

ミュージックプレイヤーにもなった!

この時代の携帯・スマホは?
「W42S」(2006年発売)
→このスマホの「おもいでタイムライン」記事へ

auが「着うたフル®」のサービスを開始したのもこの時代、2004年のことでした。

音楽再生機能を搭載したケータイは、2000年に日本で初めてauが発表。以前の着メロが、そのままアーティストの歌声になったのは、実は2002年にスタートしたauの「着うた」からでした。

1曲まるまるフルコーラスを落とせるようになったのが2004年の「着うたフル®」。もちろん着信音やアラームとして設定できるんですけど、これってつまり携帯電話における音楽配信サービスの”はしり”ともいえますよね。

その後、2005年にiTunes Music Storeが日本でサービスを開始。2006年にはauの「LISMO」がスタートし、携帯電話をプラットホームとして、音楽、ビデオ、電子書籍といった配信サービスが一括して利用できるようになりました。

一方で、メールに写真に音楽、動画と、通信データ量は急速に増加。通信回線の高速化が叫ばれるようになったのもちょうどこの頃でした。

デザインケータイという新ジャンル

この時代の携帯・スマホは?
「talby」(2004年発売)
→このスマホの「おもいでタイムライン」記事へ

雑誌「BRUTUS」「Casa BRUTUS」(マガジンハウス)などが牽引役となり、イームズがブームになったのは2001年。上野の東京都美術展で行われたイームズ回顧展は、門の外まで入場待ちの列ができたほど。「イームズ」「ミッドセンチュリーモダン」「北欧デザイン」などのブームは、いろいろなプロダクトに対して「そこにデザインがあるか否か」を見つめ直すという新しい価値観を生みました。

デザイン文具にデザイン家電、そうそう、デザイン旅館なんてのも現れましたっけ。「誰がデザインしたか」がある種、ブランド化するようになってきた時代でもありました。

実は、通信業界ではいち早くauが2003年にプロダクトデザイナーの深澤直人とコラボして「INFOBAR」を発表しました。この「au design project」を本格化させたのも2007−2004のこの時代でした。プロダクトから建築まで手掛ける世界的なトップデザイナー、マーク・ニューソンを迎えて発売された「talby」の、シンプルでクリーン、そしてモダンなデザインは、世の好き者だけでなく、とくにデザインに興味を持っていなかった人の心も虜にし、「日常的に使用するアイテムこそ、デザインコンシャスである重要性」を認知させました。

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