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副業禁止の禁止、海外人材のビザ取得の支援を政府に期待。未踏OBの本音も飛び出した「未踏会議」

同社が手がける分野はコンセプトメイキング、ユーザーインタフェース/ユーザエクスペリエンスデザイン、プロダクトデザイン、建築/スペースデザイン、インスタレーション、ブランディング/コミュニケーションデザイン、クリエイティブ・トレーニングプログラム、デザインリサーチなど多岐にわたる。

これからのエンジニアに求められるのは、「R&Dから出てきたときに世の中にデプロイしていく人材。ビジネス的な思考があり、テクノロジーがわかる人。そしてクリエイティブがわかる人。

この3つを分け隔てなく理解して、マネージメントしていく人材が求められていくと思われる」と語り、その一例として同社が手がけているプロジェクト「RESAS Prototype」を紹介した。

同プロジェクトは経済産業省の地域経済分析システム「RESAS」のプロトタイピングを行ったもの。大規模な経済データを美しく表現するため、さまざまな先進的可視化手法を考案され、テストが行われた。

2025年にロボットがすべての家庭に1台ずつある世界を実現

3番目に登壇したのはユカイ工学・CEOの青木俊介氏。青木氏は「2025年にロボットがすべての家庭に1台ずつある世界を実現する。これが当社のビジョン」と語る。

この言葉を表すように、同社にはロボットを作りたい人だけが集まっている。同社ではBOCCO(家族をつなぐコミュニケーションロボット)をはじめ、さまざまなロボットを開発し提供しているという。

青木氏は未踏人材を「特殊部隊(コマンドー)っぽい」と例える。特殊部隊は戦略目標があいまいで、ほとんどが現場で決まる。

武器は基本、自分が持っているモノのみで、場合によっては奪ったり拾ったりして増強する。補給部隊も自分でなんとかすることが一般的だ。これが未踏人材に当てはまるというのだ。

「イノベーションは破壊的な発明である。そして発明とは技術による問題の解決である。これからは未踏人材も技術を持っていることはもちろんだが、社会のニーズにも詳しくないといけない。そういう人材が育ってくることを期待する」と語り、トークを終了。

画像解析・機械学習技術を活用したビジネスプロデュース

最後に登壇したのはABEJA・取締役CTOの緒方貴紀氏。同社は画像解析・機械学習技術を活用したビジネスプロデュース事業を展開している。

「国内外の有名大学教員に顧問として参画。また従業員の4分の1~3分の1が外国人のメンバーで、合計7カ国の人たちが働いている」と緒方氏は語る。

例えばIN-STORE MARKETINGでは、ABEJA Dashboardを提供。これは実店舗内におけるデータの取得から解析、可視化までを行うデータ解析プラットフォーム。

例えばソーシャルデータやPOSのデータ、カメラのデータ、センサーのデータなどをGoogleアナリティクスで処理し、店舗にどういう属性の人が入ってきたかなどが解析できるようになるという。

現在実績として「10テラバイトのデータを解析している」と、緒方氏。現在、小売業にフォーカスしており、すでに数百店舗に導入している。

また、東急電鉄と一緒に街の最適化にも取り組むプロジェクトも進行している。「IoTは便利なモノから不可欠なモノになっていく。いかに本質的な課題に注力できるかがこれからの課題」と展望を語る。

最後に未踏人材には「破壊的技術を発見することを期待したい」と語った。

3人の未踏OB起業家と夏野氏によるパネルディスカッション

この後、クリエイターズトークに登壇した岡野原氏、田川氏、青木氏の3人のパネラー、そして夏野氏がモデレータとなり、未踏人材によるパネルディスカッションが行われた。

今回、登壇した4人は2000年前半の未踏人材。夏野氏は「未踏の初期のメンバーがこうして育ち、成功者としてこのような場に登壇してくれるのは嬉しい限り。自身の企業をさらに理想の姿にしていくために困っていることがあれば教えてほしい」という夏野氏の問いかけから始まった。

「事業的には実用化というところまではもう一息のところまで来ているが。一般の方が使うまでにはまだまだ障壁がある。一番、頭を悩ませているのが人材の獲得だ」と岡野原氏は回答。

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