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3年間の子連れ世界旅行はこうして実現された!(後編)

前編からつづく

アランは最初、私の話を聞いて、少しおかしくなったか、ミッドライフクライシス(働き盛りの40歳前後に起こる精神的な危機)を迎えているのかも、とさえ思いました。その後、私たちはこの考えについて4〜6週間の間話し合いを続け、アランは理解し始めました。彼も同じく、ロンドンに暮らしていた頃の旅と冒険に溢れた生活を懐かしく思っているということに気づいたのです。

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モノを減らす

私たちはこの新しい夢に向かって、共に歩み始めました。一旦私たちが理解し合うと、魔法が始まりました。私たちは同じ目標を持ち、家族みんなが断捨離を始めたのです。モノを買うのをやめ、モノを減らすことに注力しました。やればやるほど、それは簡単になっていき、使わないお金は貯金しました。お金を使わなければ、こんなに早くお金が溜まるものかととても驚きました。

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持っているもの(ほとんど)全てを捨てる

不動産マーケットが最悪な時期に家を売ろうとしたら、売れるのに一年以上はかかるだろうと言われました。実際、私たちと全く同じタイプのすぐそこの角にある家が、392日間売りに出されていました。私たちは家を売るためにあらゆる努力をするつもりでしたが、難しいであろうことは目に見えていました。

とにかくモノを減らし続けて、私たちは家をどんな買い手にも魅力的なようにしました。家を売るためにエージェントを雇い、ちょっとバカみたいなこともしました。家を売りに出した最初の夜、私たち家族4人はリビングで雨乞いのようなダンスをして歌いました。私たちは家が売れるように祈りを捧げました。

私たちは正しいものにエネルギーを費やしていると感じていました。そういう運命であったのだと。ポジティブシンキングの効果は驚くべきものです。同じ目標、夢、そして情熱へ向かって動いていると、簡単に道は開けるのです。

家を売りに出してから3週間。ついに買い手が現れました。ラッキーなことに、買い手は私たちが所有していた家具のすべても購入したいとのことでした。子供部屋は壁からベッドからデスクからランプまでそのままにして欲しいとのこと。家の価格とは別に、これら家具の代金も上乗せで支払ってくれるというのです。本当にこんなことってあっていいんでしょうか?

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さよなら、アメリカ。こんにちは、ヨーロッパ!

私たちはスペインへ移住し、ヨーロッパを旅行しようと計画していました。子供達にスペイン語を流暢に話せるようになって欲しかったからです。スペイン移住計画へ向けて私たちは動き出しました。家も、持ち物も、ほとんど全て売り払うことに。モノを処分すればするほど、解放される感じがして、全てのピースがピッタリとはまる感覚がありました。

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12〜18ヶ月の休職の予定が、3年間の旅となり、さらに無限に旅は続く

私たちは旅の人生を送ることができるともうわかったので、「無限に」旅を続けられると今は言えます。旅を続けたいと思う限り、その実現に向けて私たちは何でもします。いつか旅を続けたいと思わなくなるかもしれませんが、今は続けようと思っています。

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私たちの新たな人生:旅の人生

子供連れでも、アメリカで成功者の生活をしていた頃よりも、かなり身軽に世界を旅することができます。スペインでは、オーシャンビューの素敵な家具付きの家も所有していました。とても安い健康保険に加入し、とてもシンプルな生活を送っています。その生活の最も素晴らしいところは、家族で一緒に十分な時間を過ごせるということです。

子供達も旅に情熱があり、他の子供達とは全く違う風に世界を見ています。26カ国を旅して、私とアランが旅した国の半分程度ではありますが、子供達も旅の虫に取りつかれているようです。彼らも新しい人に会い、新しい文化に触れることが大好きです。

旅は大学卒業後か、退職後にしかできない、という神話を私たちはぶち壊しました。世の中のルールに従って、世の中が許してくれるときにだけ、旅をしなければならない理由は何でしょうか? 私たちは自分たちの運命を自分たちで握り、旅の人生を自分たちの力で実現しました。

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家族で長期間旅をするために、どうやって稼いでいるか

多くの人は、私たちがお金持ちだから旅の人生を送ることができると考えるでしょう。また、何年も働かないでどうやって生計を立てているのか疑問に思う人も多いでしょう。働いていないわけではありません。私たちはブログWagoners Abroadを運営していて、それはときに、フルタイムでの仕事以上のものになります。

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