【衝撃】コーラは偶然から生まれた事が判明! まぐれ当たりについて / 理由はいくらでも後付け可能
先日、新たに電子化されたビジネス書の名著、デイル・ドーテン『仕事は楽しいかね?』(きこ書房)を再読した。古い本だが、現代日本社会と舞台設定が似ており、むしろ新鮮だった(読んだのが昔過ぎて内容も忘れていた)。
・いかにしてまぐれの確率を高めるか
この本の面白いところは、株価における「ランダムウォーク理論」をビジネスにも当てはめている点にある。みんな偉そうに理由を後付けするが、全ての成功はまぐれ当たりにすぎない。とにかく試行を続けること。そうすれば神のギフトをモノにできるというのが主題だ。
・コーラが生まれた秘話
例えばジョン・ペンバートンは、薬として開発したシロップを、部下たちがソーダ水で割って旨そうに飲んでいるのを見て、コカ・コーラを生み出した。みんなお世話になっているポスト・イットも偶然の産物である。
・気がつかなかったチャンス
主人公は自分がペンバートンだったらどうするか訊かれて、遊ぶなと部下を叱りつけるでしょうねと答える。読み手としても、これまで気づかずに通り過ぎていったチャンスのことを考え、ドキリとするエピソードである。
・加齢で目減りするチャレンジ精神
私自身の仕事においては、「いかにつくった本(コンテンツ)の読者を増やせるか」が永遠のテーマだ。理論は完成しつつあるが、PRに関する試行をやり尽くせているかというと、まだまだやれることは多いだろう。
https://youtu.be/_mE2lbWsoWc
執筆: 鈴木収春(不明研究室) http://fumeiya.net/
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