2311人でたこ焼き作って「カンパーイ」!! キリンのどごし<生>イベントレポート
キリンビールが人気商品『のどごし<生>』のキャンペーンとして、「みんなでたこ焼き大パーティー」を9月25日12時より千葉県幕張メッセで開催。「同時に調理する人数が世界一」というギネス世界記録に挑戦! …というニュースは、既にガジェット通信でもお知らせしました。
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ギネス世界記録に挑戦!キリン のどこし<生>のキャンペーンでたこ焼き大パーティーをネット生放送!!
https://getnews.jp/archives/142603[リンク]
このイベントの結果、これまでのギネス記録を大幅に更新して大成功しました!
そして、ガジェ通の記者もたこ焼きを焼く人のひとりとしてイベントに参加してきたので、そのレポートをお届けします。
12時過ぎ。MCの辻よしなりさん・海賀美代子さんの呼び声に従って、CMでおなじみの曲が大音量で流され、カートに乗った山口智充さんと木下優樹菜さんが登場。会場全体を一周しました。しかし、中央ステージをスルーして裏手に戻ってしまいました…。
実は、今回のイベントは10月7日からオンエアされるCM撮影も兼ねていたのです。
CMを担当する監督の号令によって、2回目も同じコースでカートを回ったのですが、音楽はナシ。その代わり、お客さん達の大歓声や拍手が幕張メッセを揺らしました。
撮影は無事終了! 山口さんは「ずっと乗っていたかった」と興奮気味に話し、木下さんも「とっても楽しかったです」と感想を述べました。
さて、実はギネス記録を達成するためには、厳格なルールがあります。
・ギネス世界記録に挑戦中の30分間は席を離れてはいけない。携帯での通話やトイレにも行けません!
・周りの人との作業分担とお手伝いは厳禁!
・異なる手順で調理をしてはいけない。
・用意されている食材は全て使う。
・用意されている以外の食材は使用してはならない。
このどれか一つでも破ると、ギネスには認定されないのです!!
そう、これは調理でもありますが、一つの「競技」でもあるわけです。なので、生地の作る時間や焼き時間なども会場に集まった皆が全て同時に行う必要がありました。
ここまで厳しい過程を経ないと、ギネスは取れないのか…一抹の不安がよぎります。
たこ焼きは6人一組で、ひとりあたり4個を作ります。周囲の人と挨拶をしながら、ゴミ捨てなどを協力しつつ作っていくことになりました。
そんな中、山口さんと木下さんが会場中央のたこ焼きスペースに移動し、MCの二人の号令でギネスへの挑戦がスタート!!
まずは各自生地を作ります。卵を割って容器に入れ、水225ccとともに泡立て器や箸を使って切るようにかき混ぜます。その後、日清フーズ製のたこ焼き粉を75gを二回に分けて入れて、ダマが出来ないように、粉を沈み込ませながらさらにかき混ぜます。ここまでで5分!
その後、油をひきます。当然、たこ焼き器全部にいっぺんに油をひくのはNG。自分のスペース4つ分を、交代でひいていきます。ここで1分使います。
プレートから煙が出始めたのを合図に、生地を入れていきます。4つの穴よりはみ出るくらいまで注ぐのがポイント! その後すぐに、たこ、ねぎ、天かすを入れていきます。
ここで10分、火が通るまで待ちます。「もういいかな…」と状態を確認して様子を見たいところですが、ぐっとガマン! もちろん他人のたこ焼きに手を出すのも厳禁です。
そして、MCの海賀さんの号令で、いよいよ一斉にたこ焼きをひっくり返しはじめます。ここで、最初に横90度だけひっくり返し、周囲にはみ出た生地を巻き込むようにして穴へと入れていくのがポイント! 竹串さばきが求められます。
ここで、関西弁でいうところの「いらう」ことが重要だそうです。「いらう」とは、ずっと構い続ける、という意味。つまり、たこ焼きを自分のこどものように、竹串を使って常にちょっとずつ動かし、焼き加減を見ながらいじってあげることがキレイに焼きあがるポイントだそう。10分間、挑戦者は皆、自分の4つのたこ焼きを「いらい」続けました。
そして、競技時間30分が経過! 火が通っていることを確認して、たこ焼き器から上げて舟に盛って、おたふくソースのたこ焼きソース、マヨネーズ、青のり、鰹節をかけて、楊枝を挿して完成!
個人的には、マヨネーズをかけない派なのですが、全員が用意されている食材は全て使わないといけないので、手順に従います。
たこ焼きを焼くのは久しぶりでしたが、なんとかキレイに出来ました!
しかし、ここですぐに食べられないのです! ギネスの審査員の皆さんが集計する時間、待たなければいけないのです。この時間の長~いことといったら。おいしそうなにおいが充満する中、さながらガマン大会の様相に…。
待つこと10分弱…。ついに集計結果が山口さんより発表されました。その数2311名! それまでの記録150名を大幅に破る金字塔の誕生です!!
ここで、やっと、山口さんの音頭で「カンパーイ」。皆のどごし<生>を掲げて記録達成を祝福。そしてお待ちかねのたこ焼きをパクつきます。う~ん、ギネスに載るたこ焼きだと思えば、味も格別です!
山口さんは、「今回参加した人はこれでもっとたこ焼きのことが好きになったと思う」と話し、木下さんも「こんな大勢でこれだけのことが出来たのが奇跡」と感激した様子だった。
キリンの林田マーケティング部長も、「これだけの人数で出来たことには正直驚いた。集まってくれた方には感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。
ギネス日本支社長のフランク・フォーリーさんによれば、11月17日に発売されるギネス記録集には、今回の記録も収録されるとのこと。
今回の参加者には全員にギネスから認定証が贈られました。自分の名前の入った認定証を貰う機会など、一生に一度あるかないかのこと。なんだか照れくさくもあるし、嬉しくもありますね。
そんな記録達成の模様は、公式サイトでも動画などが近日公開される予定。それを見ながら、改めてのどごし<生>で乾杯するのもいいかもしれませんね。
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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