彼氏追跡アプリの次は「男女競売」? 過激化する韓国の恋愛支援アプリ

スマートフォンを使い、彼氏が今どこにいるのかリアルタイムで把握することができる彼氏追跡アプリ。現在日本で論争を巻き起こしているものだが、彼氏追跡アプリが登場して1年が経つ韓国では、さらに過激な恋愛支援アプリが登場している。

彼氏追跡の次は男女競売アプリ?

元祖彼氏追跡アプリともいえる『オッパミッチ(お兄ちゃん、信じてる)』を開発したプラスクモバイルは、最近、男女競売アプリ『その男、その女』(アンドロイド用)というものを開発した。「え、まさか恋人を競売に出すの?」と思うかもしれないが、そうではなくこれは恋人を作るため、つまり新しい出会いを提供するために作られたアプリだ。

毎日一般人の男女が1名ずつ紹介され、ユーザーは写真やプロフィールを見ながら気に入った異性に「チェック」を入れる。すると入札に参加したことになり、今度は入札された側が入札した人たちのプロフィールなどを見ながら最終的な相手を選択する。最終的に結ばれた2人には、相手のメールアドレスが表示され、直接やりとりができるようになり、上手くいけばカップル誕生!となるのだという。

さらに過激化した彼氏追跡アプリ

『オッパ、モッミッゲッソ(お兄ちゃん、信じられない)』は、遠距離恋愛をしていたり、恋人の私生活をすべて把握したい人のために開発されたアプリ。位置情報が分かるだけでなく、互いのSMSの内容まで確認できてしまうという恐怖の機能を持っている。しかし、プライバシー侵害で論争が起きることは必至なため、開発は行われたものの現時点でまだ日の目は見ていない。

番外編

スマホアプリではないのだが、最後に紹介したいのがショッピングサイト『バボサラン』にある最近話題の「オッパ、ナ イゴ!!(お兄ちゃん、私これ)」というシステム。彼女が同サイト上で見た欲しいもの(バッグ、服、靴、アクセサリーなど)の商品をクリックすると、彼氏側に商品の購入案内メールが届くというものだ。簡単に言えばおねだりシステム。買い物好きな女性にとっては嬉しい機能だが、男性はいつ何が送られてくるか分からないだけに恐ろしいのではないだろうか。

彼氏追跡アプリが日本より早く登場した韓国では、このような奇想天外な恋愛支援アプリが次々と登場している。日本同様に論争は尽きず、アプリが原因で破局に至ったケースも少なくないそうだ。まずはやはりお互いの信頼を築くことが先かもしれない。

恋人監視アプリは韓流だった! 海外では逮捕の前例あり

※画像:『その男、その女』より引用

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]

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