三上真史と村井良大にインタビュー! 舞台『大江戸鍋祭』衣裳合わせの様子
舞台『大江戸鍋祭~あんまりはしゃぎ過ぎると討たれちゃうよ~』の衣裳着用の撮影日にお邪魔してきました。柳沢吉保役・三上真史さんと徳川綱吉役・村井良大さんにインタビューを行ったので、その内容を紹介します。
『戦国鍋TV』は、戦国武将に扮した若手俳優たちが、様々なパロディーを交えながら繰り広げる戦国時代を何となく学べるバラエティー番組。「楽しみながら歴史が学べる」をコンセプトとなっています。今年の1月に上演された舞台化第1弾『新春戦国鍋祭』は連日超満員となり、当日券を求め徹夜組含め約300人のファンがキャンセル待ちをするなど大ヒット。第2弾となる今回は、亡き主君の仇を討つために命を投げ出した47人の男達……『忠臣蔵』を上演する事が決まりました。
その日撮影していたのは、ユニット『元禄生態 生類アワレンジャー』の衣裳。どこよりも早く、ガジェ通が衣裳をチラッと公開しちゃうぞ! 柳沢吉保役を演じる三上真史さん、徳川綱吉役を演じる村井良大さんに作品についてインタビューを行いました。よろしくお願いします!
―三上さんは戦国鍋初参加ですね。
三上「番組は事務所の後輩は出演していたのでずっと見ていました。シュールな笑いが大好きなので、俺も出たいなーってマネージャーに言っていたら、まさかのテレビの方じゃなくて、舞台の方に出演、しかも座長を任されました。本当に光栄です」
―村井さんはテレビシリーズから第1弾の舞台、1周年ライブと出演、そして今回の明治座公演となりますが如何でしょうか。
村井「戦国鍋はどんどん大きくなっていきますね。明治座で公演できることは役者にとってとても光栄なことなので、今回を機にまたステップアップできたらと思っています」
―今回の舞台がお二人の初共演作品なんですね。
三上「村井さんと今日お会いできるのを本当に楽しみにしていました。番組を見ていて気が合うだろうなと思っていました。会ってみたら予想通りの方でした」
村井「まだ会って30分ぐらいしか経ってないですけどね」
三上「30分で敬語はなくなりました(笑)」
―役柄では、主従関係ということですが。
三上「もう綱吉様です。ついていきます」
村井「そしたら俺は突っ走ります」
三上「そしたら止めます。まだ待たれよ、ってね」
村井「そういう関係です(笑)」
―舞台の2部では、新ユニット『元禄生態 生類アワレンジャー』として戦隊物を演じる事について。
三上「僕は以前、『轟轟戦隊ボウケンジャー』でブルーを演じていて、そして、村井さんは『仮面ライダーディケイド』で仮面ライダークウガを演じていたんですよね。そのカラーが赤だったと」
村井「赤と青でカラーはぴったりですね」
―他の色を演じてみたいという希望はありますか?
三上「いや、僕はブルーですね」
村井「僕も赤がしっくりきますね」
―テレビシリーズでおなじみの方や初めて共演する方もいらっしゃると思いますが、どんな稽古場になると思いますか?
村井「前回の舞台では真剣に、重厚な空気でやっていました。その中で笑いを作っていくことは本番の空気と同じだと思うんですよね。本番ではお客さんは味方であり、敵でもあると思っています。その中で笑いという繊細な部分を作る過程は階段をしっかり踏んでいるので、稽古場は真面目ですね。シュールなものや素直に笑えるものを作っていく作業はとても面白いです」
三上「シーンを固めて、そして笑いを作っていくということですよね」
村井「たまに、笑いながらハケたりすることもあります。ハケた後、笑ったりもします(笑)」
三上「僕はお客さんとして前回の舞台を見た時、カンパニーのとても良い雰囲気が伝わってきました。舞台はカンパニーの雰囲気がとても重要で、お客さんにその雰囲気が伝わることは素晴らしいことなので、今回もそういう雰囲気を大事にしていきたいと思います。今回、僕は初参加なので、皆さんに教えられながらも座長としてしっかりと作っていきたいと思います。皆さん、達人たちが多いということで……」
村井「そうですね、特に吉良側は天才が多いですね(笑)ここは個性のぶつかり合いだと思います」
三上「幕府側も負けてられないですね」
村井「そうですね。幕府は土台がしっかりしていると思います。人数が少ないので、バランスは取りやすい」
三上「色々話し合って作りたいですね。今から稽古が楽しみです」
―最後に、ガジェット通信を見ている方に一言ずつお願いします。
三上「今回、明治座で初座長、そして戦国鍋舞台、第2弾に立てることを光栄に思います。間違いなく、見ないと後悔する舞台になります!今年のクリスマスと年越しは是非一緒に、はしゃぎすぎて討たれましょう!」
村井「戦国鍋舞台は第2弾ということで、この舞台はファンの皆さんの支えがあってこそ出来ることです。今、特に笑いはとても大きな力になることを感じます。見て幸せになれる作品はとても大切だと思います。2011年を締めくくるにあたって、笑って過ごしていただいて、みんなで楽しく明るくいい年明けにしたいと思っています!」
三上真史さん、村井良大さん、ありがとうございました!
舞台『大江戸鍋祭~あんまりはしゃぎ過ぎると討たれちゃうよ~』は、2011年12月23日から12月26日まで明治座で、12 月31日に梅田芸術劇場メインホールにて上演されます。1部・芝居『最後の最後に忠臣蔵』、2部『元禄夢宴~大江戸SAMBAで無ト~』の2部構成となっており、この取材で撮影した元禄生態 生類アワレンジャーは2部に登場するようです。まるで闇鍋のように何が出てくるか分からないこの舞台、見逃す訳にはいかないぞ!
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