『Gmail』『Docs』『Calendar』がオフラインでも利用可能になりました
Googleは、『Gmail』『Googleカレンダー』『Googleドキュメント』について、HTML5の機能を用いてオフラインでの利用を可能にしました。『Gmail』はすでに利用可能ですが、『Googleカレンダー』『Googleドキュメント』は来週中になる見込みです。
『Offline Google Mail』は、『Chrome Web Store』で公開するHTML5ベースのアプリケーション(無料)。インストールすると、『Chrome』に『Gmail Offline』のタブが表示されるので、ネット接続環境がないときはタブをクリックしてオフライン作業に切り替えることができます。オフラインでできる作業は、受信済みメール閲覧、新規・返信メール作成、受信トレイの整理(アーカイブ、ラベル)などです。
『Googleカレンダー』『Googleドキュメント』のオフライン利用にはアプリは不要。“歯車アイコン”のオプションメニューから「オンライン/オフライン」を選択できます。『Googleカレンダー』は予定の閲覧やイベント招待への返信確認が行えますが、『Googleドキュメント』は現在は閲覧のみ可能。今後に向けて編集機能の開発を行っているようです。
これらのサービスは、以前提供されていたブラウザ拡張機能『Google Gears』と同様のもの。HTML5の開発により一時中断していましたが、今回新たにHTML5のオフライン機能によって復活したかたちになりました。また、HTML5によるアプリ開発が進めば、Googleのネットブック『Chromebook』についても、オフライン対応が一歩進みそうですね。
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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