小橋建太、著書であの“四天王プロレス”を振り返る
全日本プロレス在籍時、故三沢光晴さん、川田利明選手、田上明さんとともに“四天王プロレス”としてリングで熱い戦いを繰り広げ、2013年に引退した元プロレスラーの小橋建太さんが、新刊『小橋健太、熱狂の四天王プロレス』(ワニブックス刊)の出版を記念し、1月30日に東京・新宿にて出版記念イベントを開催した。会場には150人ものファンが詰めかけ、熱く握手を交わしていた。
イベント開始前に記者陣の取材に応じた小橋さんは、「1990年代、僕が駆け抜けた四天王プロレスといわれる時代を書きました」と内容について説明し、当時プロレスファンだった読者はもちろんのこと、「今のプロレスが好きで、僕たちを知らない人たちにも読んで、想像をしてほしい」と語った。
四天王プロレスといえばハードな技の応酬で知られるが、今、あのプロレスをこなせそうな選手がいるかという質問には「何人かいます。ノアでいえば丸藤(正道)、杉浦(貴)。新日本でいえば棚橋(弘至)、真壁(刀義)」と4人の名前を挙げた。
もともと昨年9月に出版される予定だったが、内容にこだわった末に1月の出版となったという『小橋健太、熱狂の四天王プロレス』。当時のプロレスの熱気を小橋さんの視点から知ることができる。
「(自分は)なかなか結果が出ない時期があって、良い試合はするけれど“善戦マン”といわれた時代が長かったんです。でも、良い仕事をし続ければいつかは認められて、日の目を見ることがある。諦めないで続けるこということは、プロレス好きではない人でも共感してもらえると思います」と、プロレスファンではない人たちにもこの本をアピールしていた。
(新刊JP編集部)
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