世界で一番カラフルな「虹の村」を描いた理由は「面白くない」から
こんにちは、kobaです。今、台湾台中で話題の虹の村ってご存知でしょうか。
台湾旅行?台北?九份?ちょっとうんざりなあなたにこんなスポットはいかがでしょうか。
「彩虹眷村」(さいこうけんそん、cai3 hong2 juan4 cun1)ってどんなとこ?

photo by mafengwo
まず、住所は、台中市南屯区春安路56巷のあたりになります。
「おもしろくない」という理由から黄永阜さん(黄じいさん)が86歳から絵を描き始めたのが始まり。
一本の筆から始まった絵がには、人物や動物などがカラフルに描かれ、今では多くの観光客の注目が寄せられている場所です。
その世界はまるで童話のようで、毎年50万人ほどの観光客が訪れているそうです。
黄じいさんの寝床?

ここは「黄じいさん」こと黄永阜さんのお宅なのでしょうか?
黄永阜さんは若いころ、国民党軍に志願して台湾にやってきたそうで、元軍人です。
ここの郵便受けに書いてある「25号 老兵在」とは、「老兵が(この25番地の住所に)います」という意味になります。
週末は多くの観光客でにぎわう「虹の村」

週末には、多くの観光客でにぎわうそうです。特に、写真愛好家たちにとって最高の場所なのでしょう。
カップルで訪れて、彼女を被写体に写真を撮る様子、ただ純粋に童話のようなカラフルに色づいた世界を撮影する様子。
もし混雑を避けたいのであれば、やはり平日でしょうか。
カラフルな童話の世界には再開発の危機が!?

この「虹の村」には以前、再開発の計画もあったそうですが、「虹の村を救おう」というネットでの活動が台中市を動かし、残すことが約束されたという過去もあるこの「虹の村」!
街中到る所にみられる絵は、黄じいさんが自ら描いたものですが、彼自身、特に絵画を勉強したことはないそうです。
草花や宇宙人、パンダや猫などの動物、人物など脳裏に浮かんだものを描いていくのだそう。
記念に絵葉書!

photo by you.ctrip
「虹の村」の中には、雑貨屋さんなどもあるようですが、こういった絵葉書なんてどうでしょう?
自分に送るもよし、友人に送るもよし。メールやSNSが発達した現代だからこそ、こうしたアナログなものって良い思い出になりますよね。
台中市「虹の村」から日本の友人へ虹の架け橋を!(笑)
まとめ
さて、今回紹介した「虹の村」(=彩虹眷村)、いかがでしたか?
台湾の人が住みたい都市No.1の台中市!!平均温度も23度、四季を通して温暖で、素晴らしいところ。
ぜひ、台中観光の際には、足を運んでみてくださいね。
スキマ時間にどうぞ!

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