『ライチ☆光クラブ』に注目若手俳優が集結! ”超ハイスペック俳優”古川雄輝は「悪役に挑戦してみたかった」!?
熱狂的ファンの多い、古屋兎丸氏のロングセラーコミック『ライチ☆光クラブ』が待望の映画化。成長することを否定する14歳の、残酷で多感な思春期を描いたダークファンタジーとなっている。いよいよ来月に公開を控える中、成人の日である1月11日に記者会見が行われた。
会見には、タミヤ役の野村周平さん、ゼラ役の古川雄輝さん、ジャイボ役の間宮祥太朗さんなど、「光クラブ」メンバーが登壇した。
■”超ハイスペック俳優”古川さん「以前から悪役に挑戦したかった!」
光クラブを独裁的に支配するゼラを演じた古川雄輝さん。実は7歳からの11年間を海外で過ごしたネイティブスピーカーな上に、9頭身美男子のミスター慶應。泣く子も黙る”超ハイスペック俳優”としても注目を浴びている。
ゼラ役の古川雄輝さん
これまでは学生役や、少女漫画のキャラクターを演じることが非常に多かったという古川さんだが、以前から悪役に挑戦したい願望があったようで。
「ゼラ役が決まったときは、かなり嬉しかったですね! とはいえ、演じたことのない役柄だったので、不安もありました。ですが実際、現場に入ってみると思っていたよりすごく楽しくて。とにかく日々ゼラのことについて考えながら撮影に臨みました」(古川さん)
そんな古川さんと親密な関係であるジャイボを演じた間宮祥太朗さんは「初めてのラブシーンが古川さんで良かったです(笑)」と、嬉しそうだった。
■柾木さんがこの作品を通して成長したのは、まさかのラップ!?
光クラブの創立メンバーであるダフを演じた柾木玲弥さんは、若手俳優の登竜門とも言われるミュージカル『テニスの王子様』(2011)で初舞台を飾った実力派。「現場はライチ独自の世界観があって。映画って、世界も作ってしまうんだな……と思いました」と現場を振り返った柾木さんは、どうやらライチ随一のいじられキャラだったようで、共演者からの「(現場を通じて)ラップが上手くなっただろ」と無茶振りされ、即興でラップを披露するも、あっさりスベって苦笑。しかし、これからバラエティでも活躍しそうな、ハートの強さを見せつけてくれた。
ダフ役の柾木玲弥さん
■光クラブメンバー、書き初めを披露!
イベントでは、若手俳優たちが今年の抱負を書き初めで披露するひと幕も。主演を務めた野村さんは”元気”。「どの現場でも明るく元気にいたほうが、スタッフもキャストもハッピーになれると思います。元気が一番!」(野村さん)。古川さんは、毎年掲げている目標でもある”ステップアップ”、 間宮さんは「今年の一発目である本作がヒットすれば」という想いで”初日の出”、去年乗馬ライセンスを取得したという池田さんは「(乗馬できる)時代劇に出たい」という想いで”ギャロップ”など、それぞれの抱負を語った。
タミヤ役の野村周平さん
「この先、俳優の世界を担っていかなくてはいけない9人が集まったと思います。作品自体もあまりなかった映画だと思いますので、次の世代を見るような気持ちで映画を観てもらいたいです」(野村さん)
黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地「光クラブ」を舞台に、大人のいない世界をつくろうとした9人の少年たちによる裏切りと愛憎の物語。才能満ち溢れる最も旬な若手俳優らが身を削って世界観を支えた本作は、きっと体に衝撃が走るに違いない。
(取材・文/トキエス)
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『ライチ☆光クラブ』
2016年2月13日(土)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:内藤瑛亮
原作:古屋兎丸『ライチ☆光クラブ』(太田出版)
出演:野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音
配給:日活
2016/日本映画/114分
公式サイト:litchi-movie.com
(c)2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会
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