水の都ベネチアが世界一美しい理由
こんにちは、TABIPPOのみもざです。数百の小島と400以上の橋で構成されているこの街はどこも絵になるといわれ、誰もが一生に一度は行ってみたいと思うベネチア。街での交通手段はゴンドラという想像するだけで素敵な街へ行ってきました。
一生に一度行くのでは足りないと感じてしまうほどのベネチアの魅力についてご紹介したいと思います。
*編集部追記(2016/01/12)
2014年に公開された記事に新たに3項目加えました。
まずはここ! 街の中心「サンマルコ広場」

Photo via Robert Montgomery
サンマルコ広場周辺には時計塔、サンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、鐘楼があります。どれも魅力的ではずせません。数々のレストランが椅子を広場に並べ音楽の生演奏が広場に響き渡ります。
鐘楼を上ると展望台から大運河や広場の景色を上から望めるのでぜひ足を運んでみてください。綺麗な時計版がある時計塔からは定時の時間になるとムーア人のからくり式のブロンズ像が鐘を打ち鳴らします。
水上バスでおもちゃのような家が並ぶカラフルな島へ!

Photo via Martino Pizzol
ベネチアから水上バスで40分の場所に位置するブラーノ島。色とりどりのパステルカラーに塗られた家が立ち並ぶおもちゃ箱のような街でどこを切り取っても絵になる街です。それぞれの家に個性があり見ているだけで楽しい街ですが、なぜこんなにカラフルなのか、それは観光用に塗られたのではなくきちんとした歴史と理由があります。
もともとブラーノ島は漁師町で、霧の多い冬になると沖に出た漁師は自分の家がわからなくなってしまうためペンキで色を塗り分けたそうです。ベネチアに行く際はブラーノ島にもぜひ足を運んでみてください。
ベネチアといえばゴンドラ!!

Photo via Jeff Rosen
ベネチアと言ったらやはりゴンドラ。ゴンドリエーレと呼ばれるゴンドラ漕ぎが、時にはカンツォーネを歌いながら細い水路を案内してくれます。ゴンドラから眺める水路の景色や建物は地上からとは違って見え、かなり風情があります。
少し料金はかかりますが何百年の歴史があるとされているゴンドラの利用をぜひおすすめします。料金は40分ほどで相場が€80ほどですが€80に加えてチップを要求されることもあるので注意が必要です。船の装飾も豪華でゴンドラの上ではゆったりとした時間が流れ優雅な気分を味わえます!
ベネチアは海の幸もりだくさん!

Photo via Travelive Photos
イタリアに来たのならやはりイタリア料理。ベネチアではアドリア海でとれた魚介類が新鮮で種類も豊富です!
イタリアンレストランは値段がかかってしまいますが運河沿いのテラス席でいただくイタリア料理は味もすばらしく、水面にうつる街の光をみながらのディナーは優雅な気分を味わえます。多くの日本人が訪れる観光地なので日本語で書かれたメニューを置いているレストランも多いので安心です。
永遠の愛を誓おう!

photp by Tim Sackton
ベネチアには、街をつなぐために400以上もの橋が、運河の上に橋が架けられています。その中でも有名なのは「溜め息橋」です。
日没の時間にこの橋でキスをすると永遠の愛が約束されるという言い伝えがあります。その為多くのカップルが日没を狙ってゴンドラに乗っているそうです。また町の中心にある大きい「リアトル橋」は町の中心にあり、周辺はショッピング街として栄えています。
美しい色使いのベネチアンガラス!

photo by Dennis Jarvis
700年以上の歴史とその技術に裏付けされた、ベネチアンガラスの輝きは「アドリア海の女王」とも称されています。3万色とも言われる色のバリエーションがあり、職人の手によって一つ一つ作られているグラスは眺めているだけでも楽しめます。
ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」は、12人のベネチア・ムラノ島の職人がベネチアから連れ出されて製作したといわれています。こうしてその名をヨーロッパ全土に広めたベネチアンガラスは、主に貴族や富豪のために特別に注文されたテーブルウエアを製作するために、大きくそのスタイルを発展させました。
仮面舞踏会ベネチアカーニバル!

photo by Salvatore Gerace
2月末から3月初めの2週間にかけて行われるカーニバルは世界3大カーニバルに数えられ、期間中は美しいマスクとコスチュームをまとった人々によって町全体が仮面舞踏会状態になります。
建築物やその街並みは、どこをとってもえになる風景なので仮想して写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
一生に一度訪れるには足りない!!

Photo via Elescir
たくさんの人が一生に一度は行ってみたいと思っている水の都ベネチア。今回は少ししか紹介できませんでしたが本島にはため息橋、リアルト橋、協会、美術館、カナル・グランデなども外せません。本島だけでなく、先ほど紹介したカラフルな家が立ち並ぶブラーノ島や、ベネチアンガラスで有名なムラーノ島などの島巡りにもぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか?
夜のベネチアは、街の光が水面にうつってとてもロマンチックで天気や時間によってまた違ったベネチアを楽しめます。ベネチア内はかなり道が細かく迷いやすいですが、裏道も美しい景色ばかりで時間に余裕をもってゆっくりと観光することをおすすめします!
次はどこに行く?

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