東南アジアで開催される、これだけは行くべきなお祭り7選
世界にはまだまだ私たちが知らないたくさんの魅力的なお祭りがありますよね。日本から飛行機で3~7時間で行ける東南アジアの熱気を感じられるお祭りをまとめました。
いつもの海外旅行を、一生の思い出にするために。お祭りに参加する旅はおすすめですよ。
*編集部追記(2016/01/12)
2015年に公開した記事に新たに3つを加えました。
1、ランタン祭り / ベトナム

ベトナム中部の港町に世界遺産として登録されている「ホイアンの古い町並み」。かつては国際貿易港として繁栄し、日本をはじめ中国やヨーロッパからも貿易商が滞在していたため世界各国の建築様式を取り入れた建物が今もなお形を変えることなく存在しています。
そんなホイアンでは毎月満月の日(旧暦で14日)に「ランタン祭り」というお祭りが開催されており、街中が灯篭の光に包まれたとっても幻想的な光景を見ることができます。
ランタン祭りは世界各国の有名なお祭りとは違い地元色が強い比較的小さなお祭りです。2013年のお祭りの日程の詳細が載っているURLを発見したので下記に記載します。この日程に合わせて是非日中は情緒あふれた町並みを満喫し、夜はこの幻想的な雰囲気に包まれたホイアンに訪れてみてはいかがでしょうか?
2、ゾウ祭り / ラオス

2007年から毎年2月に開催されているサイニャブリーのゾウ祭り。ラオス全国から集められたゾウ達が大パレード、象コンテスト、象の水浴び、お祈りセレモニー、丸太ころがしなどを披露します。
ちなみに、「ゾウに乗りたい!」とアピールをすると気まぐれで乗せてくれます。サイニャブリーは普段はとても静かな土地なのにも関わらず、このお祭りのときは地元民で大にぎわいです。
決して世界的に有名ではないこのゾウ祭り、英語サイトの普及や主催者、地元の人の努力のおかげで年々ツーリストの数も増えてきているようです。
3、タウンジーの気球祭り / ミャンマー

ミャンマーのタウンジー祭りはミャンマーの伝統的な宗教のお祭りで、仏教徒により11月の満月の日およびその前後の日に行われます。
昼間は動物を形とった巨大な気球を上げて競い、夜は色とりどりの電球や花火を施したあらゆる気球が夜空を飾り遠くの方からでも巨大な気球を見る事ができます。
元々は、「お釈迦様への道に明かりを奉ずる」という習慣からはじまり、熱気球作りの現代技術の進歩で、打ち上げは競技の1つになりました。
興味を持った人々で競技のための熱気球の製作に参加し、進んで手助けやお金を寄付します。
人々の熱心な興味、励まし、工夫をする気持ちが、タウンジーの熱気球競技をミャンマー中で最も有名な競技かつ多くの観客を引きつける成功の鍵になっているようです。
4、ソンクラーン / タイ

タイの旧正月を祝う伝統的な行事であるソンクラーン。期間は 4月13日から 4月15日となっておりタイ国内は祝日ですがこの三が日だけがお祭りの期間ではありません。
テーサカーン・ソンクラーンと呼ばれるソンクラーンの前後 10日間に祭典が行われることもあります。もともとは仏像を水で清め、年長者や僧侶へ尊敬の意味を込めて水をかけるという趣のある行事でしたが、近年では写真のように水鉄砲やバケツ、などを使用した壮絶な水バトルへと変化。
アユタヤーではこんなカラフルなゾウにかけられちゃう!

子供も大人も外国人も、この日ばかりは年齢や国籍はまったく関係なく、無邪気に水を掛け合う無礼講の3日間。狂気の水掛祭りに参戦してみてはいかがでしょうか!?
5、コムローイ祭り/タイ

タイで最も美しいと言われる「コムローイ祭りはタイで毎年11月に開催される仏教のお祭りです。
ブッタへの感謝の意味を込めてみんなで一斉にランタンを打ち上げる様子は息をのむ美しさです。「塔の上のラプンツェル」の灯籠をあげるシーンのモデルになったとも言われています。たくさんのランタンが夜空に移る光景は、まさに息を飲む美しさです。
6、インレー湖筏祭り/ミャンマー

毎年10月に開催される「インレー湖筏祭り」。インレー湖の中心にある水上寺院「ファウンドーウー・パゴダ」には不思議な力をもった仏像があり、それを船でインレー湖周辺の約20の村を18日間かけて周るお祭りです。仏像が寺院に戻される最終日、インレーの伝統的な筏のレースが華々しく開催されます。
筏は足漕ぎボートで約50人もの人が乗り、男女数チームがその速さを争います。
7、ドリアン祭り/マレーシア
photo by sakai ayaka
マレーシアのペナンで行われる「ドリアン祭り」。6月~7月に行われるドリアン祭りはたくさんの種類のドリアンを食べることが出来ます。ドリアンというと強烈な匂いから苦手な人も居ると思いますが、ドリアンは一種類ではなく、たくさんの種類があり中には匂いがあまりしない物もあります。
たくさんのドリアンを食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。東南アジア旅行に慣れている方でも、その土地ならではの風習を体験すれば、旅がより一層面白くなるのは間違いないですね。
次はどこに行く?

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