日本のGoogle Glass!?テレパシージャパンの「Telepathy Jumper」

Telepathy Jumper

次世代を担うウェアラブル機器として、注目を浴びていたGoogle Glass。しかし、2012年の発表後は注目を浴びる時期もあったものの、アプリ開発会社の撤退などが相次ぎ2015年の初頭に販売を中止した。

そんななか、言わば日本版Google Glassとも言える「Telepathy Jumper」が一般向けに販売されている。

Google Glassと同様にAndroidが搭載され、ビデオ電話はもちろん、お互いの情報共有も可能となる。機器自体は曲げ伸ばしができ、耳にフィット。線で繋がれた手元のリモコンで操作も簡単だ。

・視界を遮らない、高性能ディスプレイ

Telepathy Jumper2

「Telepathy Jumper」は、使用時に視線の先に仮想ディスプレイが投影されるため、外を歩くときでも視界を遮ることはないので安心だ。

装着者がリアルタイムで見ている風景を、ビデオ通話相手に見せることができ、通話相手はあたかもその場にいるような感覚を味わえる。

 

・ビジネスへの応用も期待

Telepathy Jumper3

Telepathy Jumperを販売するテレパシージャパンは、この商品を積極的にビジネスの分野に売り込みたい模様。

この端末を着ければ観光地でガイドと直接行動を共にしなくても、観光情報やオススメの飲食店などを伝えてもらえる。

また、遠隔地教育の例として、料理の先生と直接会わなくても、ビデオ通話で同時に調理をすることで、レッスンが可能。今後、さまざまな分野で活用されることが期待されている。

Telepathy Jumperは、公式ページで税抜18万円で購入が可能。なお、Google Glassは一時、1,500USD(約18万円)で販売を行っており、ほぼ同じ値段に設定されている。

Google Glassは残念な結果に終わってしまったが、使い方によっては活躍しそうな端末でもあるので、Telepathy Jumperの今後に期待したい。普及するには端末の値下げやアプリの充実がカギになりそうだ。

株式会社テレパシージャパン

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 日本のGoogle Glass!?テレパシージャパンの「Telepathy Jumper」
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング