君の小宇宙は燃えているか! 鎌苅健太主演のスーパーミュージカル『聖闘士星矢』が開演
7月27日、新宿にある全労済ホール『スペース・ゼロ』では、猛暑を吹き飛ばす熱い舞台のゲネプロ(※本番直前の通し稽古)が行われていた。その舞台の名前はスーパーミュージカル『聖闘士星矢』! 小宇宙を燃やしたその舞台の様子を写真と共に紹介する。※全ての写真を見るにはこちらから(https://getnews.jp/archives/131834)
『聖闘士星矢』は『週刊少年ジャンプ』で連載していた車田正美の漫画作品。女神アテナの聖闘士となった少年星矢と仲間達が邪悪と戦う作品だ。舞台の原作となったのは、自身の復活を目論む邪神エリスと星矢達との戦いを描いた映画『聖闘士星矢 邪神エリス』。主人公の星矢は鎌苅健太、邪神エリスを湯澤幸一郎が演じている。他の役も人気と実力を兼ね備えた役者陣が演じている。
今回の作品で特に注目すべき3ポイントを紹介したい。
それはストーリー!
スーパーミュージカル『聖闘士星矢』と聞いて、「聖闘士星矢を知らないから観ても楽しめないかも」と感じた方は少なからず居るはずだ。しかしこの舞台は、原作を知らない人でも楽しめる作品となっていた。作品を観ていく中で、主人公達の性格、立場、関係も全て分かるようになっている。原作ファンにとっては、完成度の高い聖衣や舞台上で放たれる必殺技、そして実力派の役者達が演じる聖闘士達、子供の頃憧れた空間がそこにあるのだ。
それはロックオペラ!
『聖闘士星矢』は“スーパーミュージカル”、音楽にも注目だ。制作発表で演出の茅野イサムが言った「ロックオペラのような舞台にする」、この作品は正にロックオペラだった。劇中に流れる音楽は、どれも物語を盛り上げる。中でも記者がオススメしたいのが、星矢達の前に立ち塞がる亡霊聖闘士達が登場する際に歌われる曲。歌で亡霊聖闘士達がどのような存在なのか、一体何を思うのか、を表現しており、非常に格好良いシーンとなっている。
それは舞台!
まるで本物の聖衣と見紛うほど作り込まれた衣装、舞台を鮮やかに彩る照明、舞台中央にある大きな階段や鏡を使った大がかりな舞台装置。どれが無くともこの作品は完成しないだろう。それらがどう活かされるかは、是非舞台を観て欲しい。また、聖闘士星矢達が放つ必殺技の表現にも注目だ!
スーパーミュージカル『聖闘士星矢』は、7月28日から31日まで全労済ホール『スペース・ゼロ』にて公演が行われる。チケットはリアルチケットが7000円(税込み)、『ニコニコ動画』のコンテンツ『ニコニコ生放送』で鑑賞出来るネットチケットが1500pt(ニコニコポイント1pt=1円)となっている。あなたも『聖闘士星矢』を観て小宇宙を感じてみては如何だろうか。
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