“カワイイ大使”単行本発売! 青木美沙子さんにインタビュー
この記事は、ふじいりょうさんに寄稿いただきました。
月刊ファッション誌『KERA』のロリータファッションの読者モデルとして活躍中で、2009年には外務省の“カワイイ大使”にも任命され、全世界にゴスロリを広める活動している青木美沙子さん。この程、青木さんの魅力が凝縮された『青木美沙子のカワイイ革命 ~ロリータときどきナース』(竹書房)が発売され、6月19日に記念イベントが新宿マルイワンで開催。多くのロリータファッションを身にまとったファンが詰め掛けた。
イベントの模様は、『ニコニコ生放送』の『MISAKO’S カワイイROOM』でも放送。ゲストのモデル・白咲姫香さんと「カワイイ」について一時間まるまるトークを行った。
※MISAKO’S カワイイROOM 特別番組『カワイイ革命』出版記念放送!マルイワンから生放送!
http://live.nicovideo.jp/watch/lv53203196[リンク]
「朝ごはんは、ちょっと寝坊したので、みたらしだんごを食べてきました」と答えて笑わせた青木さん。「かわいい」の意味を辞書で引いたことを披露したり、着用しているロリータブランド“BABY THE STARS SHINE BRIGHT”のワンピースのチャームポイントを紹介したり、ファンと「かわいい」ということを考える時間となった。
トークの後はサイン会を実施。会場から階段まで長い列ができた。青木さんは集まった一人一人に持参したピンク色のマジックでサインをし、ファンとの交流を楽しんだようだった。
「10年くらい読者モデルをしていて、その集大成。カワイイの全て、私の全てが入っている本です」
本の内容についてそう語った青木さん。見どころは、カワイイ大使として回った10か国の写真が豊富に掲載していることだと語る。
「世界のロリータが見ることができる本はこの本くらいだと思います。日本が好きな人がこんなにたくさんいるということを見て欲しいですね。逆に、これを見て日本がんばらなきゃ、と思ってくれるといいなぁ」
ロリータでも、ピンクをベースにした色使いをした服を好んで着る青木さん。ピンクという色にはどのような思い入れがあるのだろうか。
「女の子を可愛く見せる色だと思う。女性ホルモンを活性化したり、闘争心を和らげる色、カワイイ色でもあるし、癒しの色でもあるので、自分も他の人も幸せになれる色だと思います」
そんな青木さんは現役の看護師でもある。モデルとしての仕事が忙しくなる中でも、看護師の仕事を続けることには、どのような意味があるのだろうか?
「まずなにより看護師の仕事が好きです。人と密接に関わるのがナースの仕事。今は週1くらいしかできないのですが、それでも自分が自分でいるためにはどうしても必要です。患者さんと助けるお手伝いをすることで、その人の人生にも入っていける、とてもやりがいのある仕事です」
そんな青木さんは、“カワイイ革命”を起こすため、“お茶会”を開くなど、コミュニティを作ることにも積極的だ。
「同じ趣味を持った人が集まる場というのがなかなかないので、お茶会で新しいお洋服を買おうとか可愛くなろうといった気持ちが参加している方に生まれるといいなと思います。あと、私『日本ロリータ協会』の会長をしていて、各地でカワイイ大使を募集しています。ロリータを広める役割をしてくれる人、大募集です!」
※日本ロリータ協会
http://japan-lolita.com/[リンク]
「この本が出版されたことをきっかけに、“カワイイ革命”を起こせるようこれまで以上に頑張ります!」と語った青木さん。これからも多方面での活躍に目が離せない存在となりそうだ。
ガジェット通信はデジタルガジェット情報・ライフスタイル提案等を提供するウェブ媒体です。シリアスさを排除し、ジョークを交えながら肩の力を抜いて楽しんでいただけるやわらかニュースサイトを目指しています。 こちらのアカウントから記事の寄稿依頼をさせていただいております。
TwitterID: getnews_kiko
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。