2020年にユニバーサル・スタジオ・ジャパンが沖縄に上陸!最新情報や噂を調べてみた
5年後の2020年に行われる東京オリンピック。競技も勿論楽しみですが、多くの外国人が短期間に集まる機会に、なんだかワクワクしますよね。
そんな待望の2020年に向けて、日本では観光客誘致の為にホテルが建設ラッシュになったり、英語の道路看板が取りつけられたりと、準備が着々と進んでいます。
そんな中で、今年の3月にユニバーサルスタジオが“新たなテーマパークを沖縄に建設する”という驚きの発表をしました。
まだ詳しい内容は公開されていませんが、今回は沖縄に誕生するUSJについて、分かっていることや巷で噂されていることなどをご紹介していきたいと思います!
開園時期は2020年予定!

東京オリンピックが行われることが決定した2020年。日本中が決定に歓喜した時から、あらゆる場所で受け入れの準備が着々と進んでいます。
この年に訪れる多くの外国人観光客を取り入れようと開業を目指しているのが、大阪でおなじみの“ユニバーサルスタジオ”です。
今年グレン・ガンペル最高経営責任者が沖縄に大型テーマパークを作ることを伝えて以来、USJファンの間でも期待の声が挙がっています。
開園日は2020年7月24日のオリンピック開催日までと予定されていますので、今年中には計画案を提示して2016年度中には着工をしたい考えです。
場所は海洋博公園!

photo by newsjouhousaishin.inupolice
気になるのが建設される場所ですよね。規模やどこのエリアを含むかなどの詳細はまだ決定されていませんが、本部町にある「海洋博記念公園」がある場所に作られることは決定しています。
ここは那覇空港から高速道路で約二時間の場所にあります。沖縄のことをあまり知らない人にとってはピンとこないかもしれませんが、観光で大人気の「美ら海水族館」があるエリアです。
エメラルドビーチにも近く、沖縄の大自然を満喫するなら絶好の立地です。今でも敷地内には広い公園やプラネタリウムがあり賑わっているので、更に盛り上がりそうですね!

何故沖縄にUSJを作るのか?

日本には大阪に既にUSJがあるにも関わらず、沖縄にも作ろうとしているのは何故なのか。それは日本国内の都市から飛行機で3時間未満で着けること、他のアジアの地域からもアクセスしやすい場所にあるからです。
オリンピックが終わってしまっても一定数の観光客を見込めるところがポイントとなったようですね。
また、今沖縄は地方都市で一番の人口増加率を誇っています。少子高齢化が叫ばれるこれからの時代に、テーマパークに足を運ぶ世代がいることも大きな理由の一つです。
大阪のUSJとの違いは!?

沖縄にUSJを作る時、「えっ!?日本に二つもUSJできて大丈夫!?」と思った人も多いのではないでしょうか。いくら大人気のテーマパークでも、2つ同じものが出来てしまったら、お客さんが分散されてしまいそうですよね。
でも、今の計画では、沖縄のUSJは大自然を生かした「南国リゾート」をテーマにすると言われています。沖縄ならではの美しい海や花々、手つかずの大自然とうまく共生しながら建設されるので、大阪とは全く違った癒しのテーマパークになりそうです。
どんなアトラクションができる!?

テーマパーク全体の予算が約300億と言われていますので、アトラクションも盛り込んだ施設になるのは確実です。沖縄にUSJが計画されていると発表があって以来、ファンの間ではアトラクション予想や希望がネット上に溢れています。
一番多かったのは、本格的なジュラシックパークの世界が再現されるのではないかという説です。確かに沖縄は南国なので、あの映画の雰囲気そのままですよね。
それから、海をテーマにしたジョーズの世界。これもマリンスポーツと合わせて楽しめるようなアトラクションを希望する声が挙がっています。
実際にガンペル氏は「いくつかのアトラクションを作る」という発言をしていますが、「映画をテーマにしたパークではない」とも言っていますので、もしかしたら私たちが予想もできないようなアトラクションに出会える日がくるかもしれませんね。詳しい発表が待ち遠しいです。
名前はどうなるの?

ここまで沖縄のUSJと表現してきましたが、実際はどんな名前になるのでしょうか?
噂ではユニバーサルスタジオ沖縄(USO)や、ユニバーサルスタジオジャパン沖縄(USJO)ではないかと噂が出ています。語呂や略しかたがスマートな前者が有力ですが、どんな名称になるのかも楽しみですね。
韓国などでユニバーサルスタジオの計画が無くなった経緯もあり、USO=嘘なのではないかという話も出たり、ガンペル氏が今年で社長を辞任することで全て白紙撤回されるのではないかとの噂もありますが、それも含めて年内に答えが発表されますので待ちたいですね。
来場者数見込みは?

大阪のUSJは、2015年10月の来場者数が過去最高の175万人を超えました。2014年度は前年の二割を超える1270万人を超しています。
沖縄のUSJは、大阪のものよりも規模は小さくなる予定ですが、それでも普通の遊園地よりは大きくなると言われていますので、年300万人の来場者を見込んでいます。
できるだけ沖縄の大自然を静かな雰囲気の中で楽しみたいですが、実際どれだけ混雑するのかにも注目ですね。
地域の経済効果は?

沖縄は観光に携わる人が多い都市でもありますが、沖縄にUSJができれば勿論雇用も生まれます。その数は1000人を超えると言われており、地域の経済効果は10年間で1兆円を超えると予想されています。
基地問題でしばしば話題に上る土地ですが、こういう前向きな話題で活気づくのは嬉しいですね。
カジノ計画も!?

実は沖縄にUSJを作る一番の理由ではないかと言われているのが「カジノ誘致計画」です。昨年より海外のカジノ事業者との共同経営の話が出ていると言われており、USJ側もカジノ計画に名乗りを上げています。
本来は大阪のUSJの夢州エリアでの開業を念頭に入れて動いていましたが、USJ自体の土地の利用料などで揉めている経緯もあり、断念して沖縄に白羽の矢が立ったと言われています。
これが実現すればテーマパークを楽しむ若い層だけでなく、比較的余裕がある年配の層まで取り込むことができ、来場者数はさらに跳ね上がること間違いなしですね。
2019年は北京にもテーマパークを開業!

今年の9月に中国で契約締結式が行われた「北京ユニバーサルスタジオ」。2019年の開業を目指しており、大阪と同じ映画のテーマパークなのですが、リゾートホテルやプールを兼ね備えた施設になる計画です。
その規模は全体の建築面積で202万平方メートル、世界最大を誇ります。
沖縄USJ完成の1年前にこれだけの施設が完成したら、オリンピックの時に観光客はそちらに流れてしまうのではないかとの不安もありますが、沖縄は世界に誇る美しい自然がある場所ですので、是非地域の魅力を最大限に発揮して頑張ってもらいたいところです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まだ詳しいことが何も発表されていないので、イマイチイメージしにくい部分も多いのですが、それでも行ってみたくなりますよね!今まで日本に無かったような、素敵なテーマパークができることを願っています。
スキマ時間にどうぞ!

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