甘利明・内閣府特命担当大臣会見 「マイナンバーの配達の遅れはしっかりした対応を要請する」(2015年11月20日)

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2015年11月20日10時40分ごろより中央合同庁舎第8号館で開かれた甘利明内閣府特命担当大臣の記者会見に出席することができました。ここでは環太平洋パートナーシップ協定(TPP)関連とマイナンバー関連の部分を抜粋して紹介します。

※詳細な大臣発言・質問・議事録は、内閣府ホームページにてご確認下さい。

TPP、マイナンバーに関する質問(抜粋)

ーー自民党がTPP対策を正式にまとめてます。対策への評価と対応についての所見は?

甘利大臣:党の提言につきましては、政府と歩調があっているのではと思います。新輸出大国、グローバルハブ、農政新時代この3つのキーワードがあります。
新輸出大国。世界経済の4割のグローバルチェーンであります。農作物、コンテンツ等々の輸出拠点になるということは、そこから市場に向けて、関税が低い、あるいはルールが日本と同じに整備されている。それがどれくらい広くなるか。結んでいるところが多いほど魅力が上がります。
グローバルハブ。研究開発の機能にどれだけ発信的な取り組みが見られるか。それから、輸出先の関税が低く、あるいはアクセスがどれだけ便利になっているか。また、イノベーションナショナル施設で魅力を格段と引き上げる、世界のハブになっていく。アメリカの研究開発、再生医療を含め、本社はアメリカでに日本に研究拠点を置く。グローバル・ハブ、投資の拠点になっていく、と考えます。 
農政新時代。これは不安もあるの声もありますが、攻めていく農政であるということ。政治の世界でも発想を切り替えて、むしろ攻めていく。2020年までの農産品輸出の目標、これを前倒ししていく。極めて魅力的な取り組みだと思います。

ーーマイナンバーについてですが、配達率が25%あまり。配達時のリスクがあるのでは?

甘利大臣:私が全体の指揮を取る大臣ではありますが、具体的に配送それから自治体の対応については総務大臣に対応をしてもらっています。全体の遅れはありますが、しっかり作業が終わるように総務大臣に要請していきます。

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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