深夜に試せ! コンビニの材料だけで作る明治屋『おいしい缶詰』の絶品レシピ
疲れているときや、食べるものがないときに限ってわき起こる「めんどくさいけど、ちょっと、ちゃんとしたもの食べたいなあー」状態。これって結構な“あるある”ですよね。
今日は、常備しておける“おいしいもの”で、できるだけ簡単に夜の小腹(大腹?)を満たす方法を探ってみましょう。そこで今回白羽の矢を立てたのは、そのまま食べても美味しいグルメ缶詰として名高い明治屋『おいしい缶詰』。
酒飲みなら知らない人はいない! と言っても過言ではないほどの高クオリティな缶詰は、お酒のアテだけではなく、ご飯のおかずとしても超優秀。具材はもちろんオイルやソースまでにも旨味がしみわたっているのです。そのまま食べても美味しい缶詰にひと手間加えて、絶品の夜食を楽しんでしまいましょう。
缶詰のレパートリーは現在36種類。今回はその中の4種類を使ったレシピを紹介してみたいと思います。
ただし! 手間をかけてしまっては本末転倒。“簡単に”“ちゃんとおいしいもの”を“手に入る材料”で作ることを心掛けたい所存。できるだけ簡単な調理で、仕事帰りのコンビニだけで材料が揃うようなものを選んでみました。
鳥ごまパラパラ卵チャーハン
材料: 『おいしい缶詰 / 国産鶏のごま油漬(和風アヒージョ)』1缶、パックごはん1人前、卵2個、塩コショウちょっとだけ
ポイント:
・卵とご飯を先にまぜちゃう
・卵に缶に入ってたごま油も少しまぜちゃう
缶詰以外に用意するものは卵とごはんだけです。
レンジでご飯を温めている間に、卵を溶いておきましょう。
そして温め終わったご飯を溶き卵にまぜます。先にご飯と卵を混ぜることで、チャーハンの仕上がりがパラパラになります。
缶に入っている油も少し、入れちゃいましょう。
残りの油をフライパンに敷きます。この油は、焙煎ごま油と白ごま油をブレンドしてにんにくと唐辛子で香りづけされたもの。鶏の旨みも蓄えているぜいたくな味わいです。これで炒めたものが美味くないわけがない! というわけ。
仕上げにはほんの少し塩コショウをして、残りの鶏肉をまぜてできあがり。鶏はむね肉ともも肉が使われていて食感の違いも楽しめます。塩味がしっかり付いているので、ほぐして混ぜ込んでも良いですよ。
このチャーハンの美味しさは、とにかくこの油と鶏の旨味。ダシの美味しさと素材の香ばしさが卵とお米に行きわたっています。
ごろごろカキソースパスタ
材料: 『おいしい缶詰 / 広島県産かき燻製油漬』1缶、パスタ1人前、醤油ちょっとだけ
ポイント:
・オイルとゆで汁でパスタソースをつくろう
・仕上げにほんの少しの醤油
『広島県産かき燻製油漬』をパスタに使ってみましょう。用意するのは、パスタだけ。ポイントにも書きましたがパスタソースは缶詰の油を使います。カキの美味しさを吸い込んだスモーキーな風味の綿実油は、かなり油切れがいい軽いあっさりとした味わいです。
まず、パスタをゆで始めましょう。
パスタをゆでている間にパスタソースの準備をします。フライパンに缶の中の綿実油を入れます。
※このフライパンには最後まで火はつけません!
パスタのゆで汁が少し濁ってきたら、スプーン1杯ずつ油の入ったフライパンに入れます。油とゆで汁が入ったフライパンを、そのまま水平に何度もゆすっては、また、ゆで汁をスプーン1杯ずつ足します。これを繰り返して最終的には油とゆで汁を同じ量まで入れてゆすります。すると……さっきまで透明だった油が乳白色に!
トロみも付いて麺に良く絡むようになりました。
あとは、パスタがゆであがったら、このパスタソースと混ぜるだけ。フライパンの火はつけなくてよいのです。
仕上げにほんの少しのお醤油を垂らして、カキを添えてできあがり。好みで七味を振ってもよいです。
旬の時期に広島で取れたカキがゴロゴロと入ったかなり贅沢なパスタ、思いのほかさっぱりしているのであっという間に食べられちゃいますが、別れが惜しい美味しさです。
ペッパービーフのスペシャルポテトサラダ
材料: 『おいしい缶詰 / プレミアムほぐしコンビーフ(粗挽き黒胡椒味)』1缶、ポテトサラダ
(あると楽しいもの:コショウ、マヨネーズ、食パン)ポイント:
・混ぜるだけです
今回紹介するレシピの中で、一番簡単です。用意するのは、お惣菜で売っているポテトサラダ。お夜食としてであれば、食パンがあるとかなり捗りますよ。
手順は1工程のみ。混ぜるだけです(笑)。高級なほぐしコンビーフは黒コショウが効いているのですが、好みで追いコショウしてみても良いです。
このままおつまみにもなりますし、パンにはさむとそれだけで絶品サンドイッチのできあがりです。
パンにはさむ場合は、片面にマヨネーズを塗ってホイルで包んで焼くと良いでしょう。ポテトと風味たっぷりでスパイシーな牛肉が、舌もお腹も満たしてくれるはずです。
ちなみに、『プレミアムほぐしコンビーフ(粗挽き黒胡椒味)』は、熱いご飯に混ぜてからの生卵も、反則的な美味さです。
真夜中の牛デミ丼
材料: 『おいしい缶詰 / 牛肉のデミグラスソース味』1缶、パックご飯1人前、きざみキャベツ、麺つゆor醤油、
(あると楽しいもの:チューブわさび、温泉たまご、チーズ、バター)ポイント:
・こんなん何してもうまい
お次は『おいしい缶詰 / 牛肉のデミグラスソース味』を使った丼物です。キャベツ、麺つゆあたりはなくてもよいですが、それだと単に『牛肉のデミグラスソース味』と白米、ってことになってしまうので、余裕があれば用意してみてください(白米だけでも十分美味しいんですけどもね!)。
まず、ご飯の上にキャベツを敷き詰めます。
ほんの少しの麺つゆ(もしくは醤油)とわさびを溶いたものをその上からかけちゃいます。あんまりたくさんかけないように。
その上に牛肉を乗せてできあがりです。ああ、簡単。
牛肉がもし固まっているようでしたら、あらかじめレンジでチンしてもいいです。どんぶりに載せてからレンジでチンしても大丈夫です。
その時に、チーズを乗せたり、バターやマーガリンを乗せても美味しいです。というか、何しても美味しいです。温泉たまごなんかあれば、彩りもいいです。
ただし、このデミグラスソース、味わいとしては相当上品な部類に入りますので、最初はシンプルにいただいてみることをおススメします! 赤ワインベースでバターの旨味や牛バラ肉のエキスが加わった深い味わいのソースは、余すことなく味わいたい気持ちになりますよ。
変わり親子丼
材料: 『おいしい缶詰 / 国産鶏のごま油漬(和風アヒージョ)』1缶、パックごはん1人前、卵2個、麺つゆ、
(あると楽しいもの:玉ねぎ)ポイント:
・卵を煮過ぎないように
最後は超簡単な親子丼です。卵2個と麺つゆ、もしあれば玉ねぎもあるとよいですが、なくても大丈夫です。
まず、飲めるくらいの濃さに薄めた麺つゆを煮立たせます。玉ねぎがある場合は少し煮込みましょう。
そして『国産鶏のごま油漬(和風アヒージョ)』をドバっと入れちゃいます。
溶き卵を上からかけて、中火でフタをすること2分半。
良き頃に取り出して盛り付ければ完成。
ごま油の風味も効いた、ちょっと変わった親子丼のできあがりです。鶏の旨味がしみ込んだご飯をかきこむ幸せを堪能してください。
以上、いかがでしたでしょうか。本当は、試してみてイマイチなものは載せないつもりで試作に臨んだのですが、実は全部、“当たり”だったので、作ったもの全部載せてしまいました……。
みなさんも空腹でこの記事を思い出したら、是非試してみてくださいね。どうしても材料をそろえるのが面倒、という場合はひと手間、缶詰を湯煎するだけでもできたての美味しさが味わえますよ。
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