Googleが節電をサポートするプラットフォーム『Go 節電プロジェクト』をリリース
Googleは、節電をサポートするオープンプラットフォーム『Go 節電プロジェクト』をリリースしました。Googleアカウントでプロジェクトに参加すると、節電アクションを簡単に記録して、自分の節電電力や他のユーザーの節電の成果をひと目で確認できるほか、節電アイデアをシェアできるしくみです。
『Go 節電プロジェクト』は、参加ユーザーの節電アクションを記録し、その成果を確認できるようにすることで節電を続けやすくするオープンプラットフォーム。自分だけでなく、参加ユーザーの節電の成果を確認したり、節電アイデアをみんなでシェアし、いいと思うアイデアを「応援」することもできます。
プロジェクトへの参加には、Googleアカウント(GmailなどGoogleサービスを利用するときのアカウント)が必要。『Go 節電プロジェクト』での「ニックネーム」と「アクションの場所(居住地など)」を入力すると参加が完了。「節電アクション」について「実行」ボタンを押していくと「今日の節電電力」が表示されます。
また、節電のためのアイデアは写真付きで公開することも可能。いいなと思うアイデアは、『Twitter』や『Facebook』などのソーシャルメディア機能で、自分の知り合いにシェアすることもできます。「トップページ」には、全国の「発電所マップ」が掲載されており、今後は自分の居住地の稼働状況を把握できるようになる予定です。
今年の夏は、供給電力不足が予測されています。しかし、電力不足を今年の夏だけの問題としてではなく、「自分たちはどんな風に電力を使っているのか」を考えるきっかけとして捉え、節電の効果を確かめながら「必要な電力/必要ない電力」を選んではいかがでしょうか。それは、とても身近でありながら大切な、社会の在り方を考える一歩になるように思います。
Google『Go 節電プロジェクト』
http://www.gosetsuden.jp/
京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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