『BLACK+DECKER コードレスハンディクリーナー pivot3』側に置きたくなるイケメンルックスな一品

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DIY女子を筆頭にそのロゴを見ただけで目がハートになってしまう海外有名工具ブランド、BLACK+DECKER(ブラック・アンド・デッカー)。そこから見た目が相当イケメンな『BLACK+DECKER コードレスハンディクリーナー pivot3』(参考価格 税抜11000円・2015年10月発売)が登場。輸入販売元はポップリベット・ファスナー株式会社ブラック・アンド・デッカー事業部(東京都豊島区)。

 

世界最大の電動工具メーカーのブラック・アンド・デッカー。そのコードレスハンディクリーナーとして愛されている「pivot(ピボット)」シリーズは、世界累計出荷台数が300万台を超えるというスーパー定番アイテム。その最新版がこの「pivot3」で、すでに1月に発売(PV1220)していたが、この度充電システムを改良して10月に再発売(PHV1200)となった。

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具体的な改良点は、充電時間の短縮(6時間→4時間)と過充電防止システムの採用で充電池寿命を改善したというもの。ともするとこうしたハンディクリーナーは、電池交換自体が自力ではできない(あまり想定していない)ものが多いため、バッテリーのへたり・寿命とともに買い換えることになる。しかし、この「pivot3」はバッテリーパックを自力で交換できる仕様になっており、これは地味に嬉しい。

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キュートでイケメンなルックスが魅力的の『BLACK+DECKER コードレスハンディクリーナー pivot3』は、充電台に置いているその姿もいわゆる”休め”の姿勢で実に愛くるしく、かなり愛着が出そうだ。

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まさにモノとしての魅力にあふれるデザイン。さすが1979年に初めてハンディクリーナーを世に送り出したメーカーという面目躍起。やはりこうしたハンディクリーナーは日常のデスク周りなどに常に置いておくもので、仕舞い込むものではない。したがって普段の佇まいというのは実に重要なのだ。使い捨て、大量生産の趣きを醸し出しているものはできるなら近くに置いておきたくないという人も多いのではないだろうか。

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その点この『BLACK+DECKER コードレスハンディクリーナー pivot3』は秀逸。もちろんデザインのためのデザインではなく、れっきとした工業デザイン。

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向かって右の持ち手をさっと握り持ち上げると、その親指を添えるあたりに電源スイッチとノズル部回転のロック解除となるボタンが並ぶ。

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ロック解除した後くるりとノズル部を回してすかさず電源オン。このちょっとしたひと手間は人によっては面倒と感じてしまうかもしれないが、それによって全長が使いやすい角度に調節でき、大方の本体と吸い込み口が一体化したデザインのハンディクリーナーに比べて吸い込み面の自由度を高くする。

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と、デザインばかりだと何なので、実際に使用してハンディな掃除機としての機能も検証しよう。感想としては思ったよりもパワフル。デスク周りを掃除してみたが、ボタンなどの小物はいとも簡単に飲み込んでしまうレベル。これは強力だ。サッシの隙間や通常掃除機ではフォローしにくい細かい部分をどんどん掃除できる。

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さらに車での使用も試してみるとマットやシートの隙間の砂つぶまでもグイグイ飲み込むパワー。これは惚れる。

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ただ本体はやはり1.5kgオーバーなので重いといえば重い。男性はともかく非力な女子だとつい両手を添えたくなるかもしれない。どちらにしろ連続使用時間は10分なので、軽いダンベルで筋トレしているつもりになればいいかもしれない。

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小技が効いてるなと思わせたのは、ノズル先端下部に常時装着されており、回転させることによってブラシクリーニングが可能になるところ。別途ノズルにブラシ先端をはめる機種だとつい先端部分をなくしがちだが、これなら大丈夫。ノズルに仕込まれた細く伸びるノズルを使用するとこちらは使えなくなるのが惜しい。

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一番この機構の効力を感じたのは静電気を纏う家電製品のクリーニング。油断するとすかさずホコリを吸着させるテレビやプリンターなどの家電・PC周辺機器製品だけれど、このブラシを使うと面白いようによく取れる。

そうなると気になってくるのがその吸い込んだゴミの処理。こちらは何と取り外して水洗いできる仕様。これはかなりポイントが高いのではないか。こういうダスト部分が丸見えの機種の美しくないところは中のゴミをしっかり取らないと見た目が醜くなってしまうところ。そのためにクリーナーの手入れに時間がかかっては本末転倒である。ちなみに本機の構造はこんな感じでできている。

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なので手入れ時はノズルの側面にあるボタンを押し込みバコッとノズルごとダストケースごと取り外せるのは素晴らしい。普段はそのままゴミ箱に中身を空ければいい。汚れてきたら細かいことを考えずにぬるま湯などでザバッと洗えばあっという間にピッカピカ。ただ内部形状がややこしいので水切りはちょっと難しい。

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収納は再び電源スイッチの上にあるボタンを押しながら元の形状へ戻す。そして充電台へ設置。ここで記者が感じたのは、パイロットランプが少々奥の位置にあるらしく、明るい部屋だと点灯がわかりにくいこと。

全体として1万円ちょっとの充電式ハンディクリーナーとしては文句のつけようはないと感じた。何よりもそばに置いておいてうれしくなるキュートなイケメンデザイン。隠しておくのではなく、あえて目立つ場所にさえ置きたくなるようなルックス。とりあえず思い切り欲しくなった。

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【スペック】

型番 PHV1200
電源 充電式 12V ニッカド充電池
集塵方式 サイクロン
連続使用時間 約10分
充電時間 約4時間 ※充放電回数約300回
集塵容量 約440ml
サイズ・重量 幅140×長さ170×高さ270mm 約1.52kg
付属品 充電台、プラスチックフィルター、HDフィルター
カラバリ ホワイト、レッド、チタン

 

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