“脱出ゲーム”ブームの火付け役がiPhone&Androidアプリで登場 『CRIMSON ROOM ’11』
密室に閉じ込められた状態から、部屋に隠された手がかりを探して脱出を試みる“脱出ゲーム”。Flashゲームで世界的に流行し、今では教室や遊園地を舞台に『リアル脱出ゲーム』が開催されるなど、社会現象にまで発展したゲームジャンルですが、このジャンルを確立したのが日本人クリエーターの作品だということはご存知でしょうか? その作品は、TAKAGISMの高木敏光氏が2004年にFlashゲームとして公開した『CRIMSON ROOM』。この“脱出ゲーム”の金字塔とも言える作品がスマートフォン用アプリ『CRIMSON ROOM ’11』として公開されています。
「クリムゾンルーム」という名前が示すとおり、舞台となるのは赤い壁の部屋。アート色の強いグラフィックや緊張感のあるサウンドはそのままに、パソコンのクリック操作をスマートフォンのタップ操作に変えてプレイできます。タップした場所が反応したり、長押しすると拡大して見えたり、右利きと左利きの操作を選べたりと、アプリ用にアレンジした仕様を追加。モバイル環境でも遊びやすくなっています。
謎解きもFlash版とは異なる、スマートフォンならではの仕掛けが……。詳しくは書けませんが、Flash版をクリアした人でも、あっと驚く謎解きを楽しむことができます。イマ風なのが、クリア後の仕掛け。プレイ結果を『Twitter』でつぶやくことができるのです。結果には3ケタの数字とキーワードが表示されるのですが、公式『Twitter』によると、まだ「001」を出したユーザーはいないとのこと。脱出するまでに画面をタップした回数で結果が変化するようなのですが……。クリア後も、「001」を目指すチャレンジが待っています。
『CRIMSON ROOM ’11』は、iPhone版が『App Store』、Android版が『Androidマーケット』で公開されています。価格はiPhone版が1ドル99セント、Android版が230円です。
『CRIMSON ROOM ’11』(iPhone/Androidのダウンロードリンクあり)
『CRIMSON ROOM ’11』公式Twitterアカウント
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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