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「HALLOWEEN PARTY 2015」2日目は笑いから深い感動まで!

『HALLOWEEN PARTY 2015』幕張メッセDAY2の10月24日(土)。初日の白いウェディングドレス姿とは打って変わって、黒いドレスをまとったTommy heavenly6 は、フードを脱ぐと手鏡を見ながら猫耳のカチューシャを装着。10月21日リリースした新作からの「Tommy's Halloween Fairy Tale Medley」を披露した後、「元気か~? 私はしんどい」とマイペースで自由なMCで笑いを誘うと、頭上でのハンドクラップを自ら先導し、「Hey my friend」へ。オープニングパフォーマーとして、会場の空気を柔らかくほぐした。

10月24日@幕張メッセ国際展示場9・10・11ホール (okmusic UP's)

続くトップバッターのBREAKERZは、SHINPEIの金太郎、AKIHIDEの浦島太郎、DAIGOの桃太郎の順に一人ずつテーマソングに乗せて登場し、3人揃って顔を見合わせると、「せーの、パッカーン!」のアクション。コンセプトは某携帯電話のCMだと分かると会場にドッと笑いが湧いたものの、その直後、「行くぞ!」とDAIGOはロックミュージシャンの顔に豹変。1曲目の「WE GO」から拳を突き上げた。いつものように、DAIGOが神と崇めるHYDEから贈られた白い手袋がマイク・スタンドに掛けられている。初日の、手袋に柏手を打つ儀式(?)をモニター越しにHYDEが見ていたらしく、「“異様な光景だったね(笑)”と神に言われました」(DAIGO)と報告した。新曲「YAIBA」は強いビートがしなるマイナーコードのロックナンバーで、DAIGOの挑むような眼差しは気迫を感じさせ、「灼熱」では、タオル回しで会場との一体感が上昇。盛り上げ上手のDAIGOは、「ももクロさんいるってことは、メンズも多いですか? “DAI、GO~(語尾を上げて伸ばす)”ってやってもらっていいですか?」と掛け声をリクエスト、アイドル風に自己紹介をしてみせた。「僕たちの人生、死ぬまで決めてることは、ハロウィンのスケジュールは絶対あけておくってこと」とDAIGO。「もし依頼が来なくてもお客さんとして絶対来る」と、愛の深さを示した。ラストは代表曲「SUMMER PARTY」。いちずな愛を、という歌詞に合わせてDAIGOがAKIHIDEのおでこにキスをする場面には会場が湧き立つ。締め括りは、恒例の「ハロウィン最高~うぃっしゅ!」に加え、「DAI、GO~!」を再び要求し、最後の最後まで盛り上げてステージを去った。

続いてスタートしたのは、MCやまだひさしの進行で連日開催されるハロウィン・コレクション。仮装した写真をVAMPSのメンバーが審査し、栄えある勝者がランウェイを練り歩くコーナーだ。HYDEの歴代ハロウィン仮装を再現したMKH48と名乗るグループや、マリー・アントワネットなど、多岐にわたるアイディア、手の込んだ衣装・ヘア&メイクの数々は圧巻だった。また、HYDEプロデュースで「HALLOWEEN PARTY」を歌ったキッズ・グループ、HALLOWEEN DOLLSも登場、キュートなパフォーマンスで会場を和ませた。続けて、L’Arc~en~Cielの2012年国立競技場公演時のhydeの仮装(当初予定していた衣装がトラブルで揃わず、本物の衣装を急遽借用)のYUKI YUKI(DUSTAR-3、Rayflower)、2時間かかったという本格メイクのジャック(『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』)姿の柩(ナイトメア)が登場、大きな歓声に包まれていた。

2番目のアクトは氣志團。赤いライトに照らされると、スクリーンには、X JAPANのロゴに似たK ISHIDAN(ケー イシダン)の文字が。1曲目は「Rusty Nail」。綾小路 翔と早乙女 光の2人のTOSHIが、ツインボーカル状態でハモる場面はまるでドッペルゲンガー現象のような奇天烈さ。その衣装のまま、学ランのダンサー陣が加わって「喧嘩上等」、バイクのエンジン音に始まり、Xジャンプを盛り込んだコミカルなダンスで魅せたファンクテイストの「俺達には土曜日しかない」と、賑やかに場を盛り上げて行く。MCでは、「俺たちは千葉県出身のロックバンド、ここは千葉県。その大先輩がX(JAPAN)です」と語りながら、同郷のYOSHIKIに、「“外房に負けるんじゃねーぞ!”って言われました」と明かし、内房・外房間の対抗意識にまつわる超ローカルネタで爆笑を誘った。続けて、キラーチューン「One Night Carnival」、新曲「我ら思う、故に我らあり」と披露し終えると、最後に「ENDLESS RAIN」が流れ始め、X JAPAN再び。2人のTOSHIが抱き合い、メンバー勢揃いでカーテンコールして去って行く場面まで、スローモーションを文字通り実際の“ゆっくりな動き”で再現。歌、ダンス、語り、すべてが融合したエンターテイナーぶりで、大歓声と大拍手を巻き起こし、氣志團はステージを後にした。

SHOWROOMとのコラボレーション企画「HE ROAD TO HALLOWEEN PARTY 2015」の投票企画で獲得ポイント1位を記録し、登場したのはアイドルグループ、じぇるの!。愛くるしい歌声とダンス、はつらつとしたMCで瑞々しさを印象付けた。

暗転した会場に色とりどりのサイリウムが一気に灯ると、ももいろクローバーZのステージのはじまり。奥の扉からアリス姿の百田夏菜子が姿を現すと、「かわいい!」の声が上がる。有安杏果が時計を首から下げたウサギ、玉井詩織がチェシャ猫、高城れにがマッドハッター、佐々木彩夏がハートの女王に扮し、『不思議の国のアリス』の世界観に基づいて、自虐ネタを取り入れた寸劇も盛り込んだステージを繰り広げた。コミカルな要素はありながらも、歌もダンスも本格的かつ常に全身全霊の彼女たち。ドラマティックなメロディー展開を見せる「BIRTHΦBIRTH」、中島みゆき作詞・作曲で知られる「泣いてもいいんだよ」などを披露し、「PUSH」ではフロアに降りて客席にお菓子を投げ入れながら練り歩いて沸かせた。最後は蒲田行進曲に乗せ、自ら配役説明をして深く長いお辞儀をしてステージを去った。

ほどなくして、SPECIAL PERFORMER、との文字がスクリーンに映し出されると、観客は絶叫。メインステージに向かって右横のサブステージで「Ghostbusters」のテーマを歌い始めたのは、“レディー蛾蛾”anis(MONORAL)。一つマイクに身を寄せ踊りながらコーラスをするのは、名探偵コナン姿のken(L’Arc~en~Ciel)、軍服の明希(シド)、花嫁姿のオバQのShinya(DIR EN GREY)。この日のために結成されたHalloween Men’s Only Club Bandの登場だ。それぞれに楽器を構えると、ブルージーなユーリズミックスの大ヒット曲「Here comes the rain again」を哀愁たっぷりに披露したかと思えば、続くBlurのカバー「Song 2」ではanisの「Louder(もっと大きく)!」の煽りでコール&レスポンスを交えながら、徐々に熱を高めて行った。「これは、あなたしかいない、という曲です」(anis)との曲紹介の途中から早くもkenがギターを爪弾き始めたのは、「All I Want Is You」(U2のカバー)。情感に満ちたスローテンポのこの曲は会場をグッと惹き込み、短いながらも濃密な、大人の色気が漂う音楽世界を体感させてくれた。やまだに結成の経緯を尋ねられると、「明希ちゃんと飲んでて、“スペシャルバンドやりたいよね”って。なのに、明希は忘れてて…」(anis)「お、ぼえてるよ?」(明希)というやり取りも。kenの仮装コンセプトは“ダークなコナン”だそうで、変声器仕立ての蝶ネクタイを口に近付け「中学受験を失敗しまして、来年頑張ろうと思います!」と宣誓。リハーサルが1度だけだったとは信じられない息の合った演奏とグルーヴに、やまだから「ツアーを廻れば?」との提案も飛び出したが、kenは蝶ネクタイ越しに「えっ!?」と言い淀み、笑いを誘っていた。

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