E3 2011任天堂カンファレンス 待望の据え置きゲーム機『WiiU』発表!
6月8日午前1時からE3 2011任天堂カンファレンスが行われそこで前々から噂されていた据え置き新ハードが発表された。岩田聡社長登壇による発表でその新ハードが明かされ名前から発表された。名前はWiiの後継機種ということもあり『WiiU(ウィーユー)』という名称が付けられている。
ホームコンソールは今までテレビを占有しなくてはいけなかった。しかし新たに発表された『WiiU』はコントローラーに搭載されている液晶ディスプレイでゲームを遊ぶことが可能となっている。それによりゲームを遮られることが無くなった。また『WiiU』のコントローラーには左右にアナログスライドパット、数多くのボタンに十字キー、左右に2つずつのLRボタン、振動機能、タッチセンサーが搭載されている。HDテレビに接続すればハイビジョンゲームとして遊ぶことが可能だ。
ただここで『WiiU』を理解して欲しいことがある。これはあくまでも携帯ゲーム機ではなく、据え置きハードだということだ。またWiiの新たな周辺機器では無く全く新たなゲーム機でもある。もちろん今までリリースしてきた『Wii』との互換性もある。
しかし性能は桁違いでHDゲームをコアなまでに楽しむことが可能。
既にWiiU用に開発されているタイトルとして鉄拳シリーズ、スマッシュブラザーズ、アサシンクリード、バットマンアーカムシティ(ここで歓声)、忍者外伝などが挙げられた。更にスマッシュブラザーズはニンテンドー3DSとのマルチタイトルになるだけでなく2つのタイトルは連携する予定だという。最後に現時点で分かっている『WiiU』の情報だ。
<現時点で公開されているWiiUの情報>
発売予定日:2012年
サイズ:高さ約46mm×幅約172mm×奥行き268.5mm (突起物含まず)
新コントローラ:新コントローラは、6.2インチ、16:9のタッチスクリーンとおなじみのボタンコントローラが合体したものであり、2つのスライドパッドがついている。
この充電式のコントローラには電源ボタン、HOMEボタン、十字ボタン、A/B/X/Yボタン、L/Rボタン、ZL/ZRボタンがついている。また、加速度計、ジャイロセンサー、振動機能、カメラ、マイク、スピーカー、センサー部、タッチペンを備えている。
他のコントローラー:Wiiリモコン(もしくはWiiリモコンプラス)は最大4本まで同時に接続できる。ヌンチャクやクラシックコントローラ、クラシックコントローラPRO、バランスWiiボードなど、あらゆるWiiコントローラや入力装置に対応する。
メディア:新ハード用12cm高密度光ディスクおよび、Wii用12cm光ディスクをプレイ可能なセルフローディング式(自動的にディスクを引き込む方式)のドライブを1つ搭載。
ビデオ出力:1080p、1080i、720p、480p、480iに対応。 HDMI、コンポーネント、D端子、S端子、コンポジットの各ケーブルに対応。
オーディオ出力:AVマルチ出力端子からの出力およびHDMI 端子からの PCMリニア 6CH 出力に対応。
容量:内蔵フラッシュメモリに加え、SDメモリーカードや外付けUSBハードディスクドライブを利用することで容量を拡張することができる。
CPU:IBM Powerプロセッサを基にしたマルチコアプロセッサ
その他:4つのUSB 2.0端子を備えている。新ハードはWiiのゲームとの後方互換性がある。
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