電池切れの心配なし!体温で発電できるエコな懐中電灯で災害に備えよう
夜道を歩くとき、あるいは災害が起きたときのために、懐中電灯を自宅に配備している人も多いだろう。
・電池不要!体温で発電する懐中電灯
「いざ使おうとしたときに電池切れだった」なんていう事態に陥らないためには、「Lumen」という懐中電灯がオススメだ。
何と体温で点灯する仕組みで、電池を入れる必要は一切なく、永続使用ができるスグレモノの懐中電灯である。
・LEDライトを点灯させるのに十分な発電力
内部には小型の熱電発生装置(thermoelectric generator、TEG)が搭載されており、熱を電気エネルギーに変換し、5ミリメートルサイズのCree社のLEDを点灯させられるという。
体温と外気温の格差を利用し、例えば外気温28度のときには、15ミリアンペア、3ボルトのエネルギーを生み出す。これは、3000ミリカンデラのLEDを点灯させるに十分な量だ。
余った電力は、本体内部の蓄電器に保存されるので無駄がない。
・アルミニウム製、チタン製の2タイプ
「Lumen」の本体サイズは、 40x10x80ミリメートルで、アルミニウム製(重さ35グラム)、チタン製(重さ45グラム)の2タイプを用意。
これらの金属は、耐久性に優れているだけでなく、ヒートシンク(吸放熱材)としての役割も果たし、発電効率を上げることにも貢献している。
・Kickstarterで注目を集める
シンプルな機能ながらも、いざというときに備え、半永久的に使用できる「Lumen」は、外部電池を必要としないので環境にも優しい。
現在、クラウドファンディングKickstarterで資金調達中で、開催期間は残り24日、早くも目標金額の9倍以上の資金を集めている。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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